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2017.08.05
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2017.08.05
友達に「その上から目線を直さないと彼氏できないよ」と言われたり、会社の同僚に「ほんと上から喋るよね」と指摘されたり、なにかと『上から目線』について注意を受ける筆者。
上から目線と思われ続けるのも、彼氏ができないのも困るけど、正直どんな話し方や態度が上から目線だと思われているのか分からない…。ということで、恋愛カウンセラーのイサキさんに聞いてみました。
「聞く人が『上から目線』と感じる話し方や態度の特徴としては、下記のようなものがあります。これらの特徴がいくつも当てはまる人は、周囲から『上から目線な人』と捉えられている可能性が高いと思いますよ」
□「はい」ではなく、「うん」や「なるほど」
□声を出さずにうなずくだけ
□「でもこれって○○ですよね」と反発する
□「今からやろうと思ってました」とひと言付け加える
□「私って○○じゃないですか?」と自分のことをみんなが理解している前提で話す
□「○○さんって△△ですよね」と決めつけた言い方をする
□アゴが上がっている
□椅子の背もたれに寄りかかったまま
□目も見ずに返事をする
□上司や先輩が話をしている最中に時計を見る
□アドバイスや指摘をされてもリアクションが薄い
□表情が半笑い
□「これは○○ですから」と、資料を指やペンで叩く
□「ふっ」と笑う
うわ…やってしまっていたことがけっこうあります。
「知識、経験、能力がないのに、まるで自分は全て分かっているような態度をとったり、対等のような話し方をしてしまったり…。これらは、『立場をわきまえない言動だ』と思われます。ただ、上記の『上から目線』にも、置かれている状況や育ってきた環境、その人の性格によってタイプが分かれるんですよ」(同)
イサキ先生によると、上から目線はいくつかのタイプに分けられるそう。
「経験が浅いために自分を客観視できないのがこのタイプです。それでいて自己評価が高いので、会社に入っても『こんなところで働きたいんじゃない』というような不満が出やすく、先輩や上司に指摘をされても『でも○○じゃないですか?』と、反発するような態度をとりがちです」(同)
「学生時代に上下関係を学ばないまま、社会に出た人がこのタイプ。上司や先輩に対して、自分の親や兄弟のような距離感で接してしまうので、『うん』と返事をしたり、目も見ずに返事をしたりすることも」(同)
「このタイプは、『周囲に認められたい!』という欲求が強く、自分を大きく見せるクセがついてしまっています。そのため、自分のミスを認めることができず、目上の人に指摘されても『今からやるつもりでした』と言い返すなど、『ひと言多い』と思われる発言をしがちです」(同)
これらのタイプの他にも、周囲に気を遣う必要がないと思っている『めんどくさがりタイプ』や、理解はしてもそれを心から納得できていない『リアクションが薄いタイプ』の人もいるとか。
「『めんどくさがりタイプ』は、勉強も仕事も簡単にこなす能力が高い人が多いんです。そのため、わざわざ自分を良く見せる必要がなく、周囲への配慮を忘れがちになります。また、『リアクションが薄いタイプ』は真面目で素直な性格の人が多いんですが、『自分』がないため、いろんなことに対して心から納得してリアクションをとることができないんです。そのため、反応のないスカした上から目線な人だと思われてしまいます」(同)
自分が見えてないから上から目線になってしまう人、学生気分が抜けない人、認められたい人、なんでも器用にできるがゆえに、周囲への気遣いを忘れてしまった人、確立したものがないから、何を言われてもピンとこない人…。『上から目線』とひと言で言ってもいろんな人がいるんだ。
「でも、上から目線の人に共通して言えるのは、自分が思ったことを思いついたタイミングで口に出す『気遣いに欠けた話し方』をしてしまっているということ。そのため、気遣いを怠れば誰でも上から目線になる可能性はあるんですよ」(同)
『上から目線な人』というレッテルを一度貼られてしまったら、払拭するのは至難の業。例の話し方・態度を見て1つでも当てはまった方は、自分の言動に少し気を配ってみては?
(山本絵理/short cut)
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