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2015.10.18
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2015.10.18
同性の芸能人のファッションを意識してみたり、異性の芸能人を待ち受けにしてみたりと、芸能人に憧れたことのある人なら「少しでも近づきたい!」と思った経験があるはず。ただし好きすぎるがゆえの盲目さは、時に悲劇を招きます。そんな「芸能人への憧れの度が過ぎて、失敗してしまったエピソード」を集めてみました。
「学生の頃からずっと国仲涼子さんと結婚するつもりでいて、知り合いになれるよう業界に入る努力をしていた。そのため他の女性とお付き合いしても恋愛に身が入らなかった。三十路になってようやく夢物語だと気づいた」(東京・34歳男性)
現実を知り、夢を見ることをやめ、ひとつ大人になった青年のエピソードです。一歩間違えばストーカーっぽい気がしないでもないですが、本人なりの真っ当なアプローチを試みていたようです。
「好きな俳優と同じ髪型の人に片っ端から恋していた時期が2、3年続いた。俳優の髪型が変わると好きな人のタイプも変わる。付き合っていた彼が髪型を変えて、その俳優と違う髪になると一気に冷めてしまったり」(東京・30歳女性)
髪型はその人の雰囲気を大きく左右します。好きな芸能人と同じ髪型の人を見て「いいな」と思うくらいなら多くの人が経験していそうですが、片っ端から恋できるかというとちょっと難しそう。憧れすぎて、もはやカツラ相手でも恋できるんじゃないかという勢いです。
「中学生のとき、好きなアイドルを友人に『いまいちじゃない?』と言われて壮絶なケンカに。似たようなこと言ってる人には誰かれ構わず食ってかかってた。あの頃は若かった」(神奈川・26歳女性)
自分の好きなものが誰かに悪く言われるのは気分が良くないものですが、その都度戦うところに憧れすぎな心が垣間見えます。まさしく若気の至り、というやつでしょうか。
「『ちょっと似てる』と言われて意識し始めたオダギリジョー。知らないうちにどんどん憧れていたらしく、すごい勢いでサブカルっぽい方向のファッションに傾倒していった。あるとき、周りから『勘違い』『やりすぎ』『滑稽』と噂されていると知って、どこか遠い土地へ引っ越したくなった」(東京・32歳男性)
思わず声援を送ってしまいたくなるようなエピソード。当人の、そして周囲の感じていた痛々しさが伝わってきます。その気にさせたほうが悪いのか、その気になったほうが悪いのか。どうか彼を責めすぎないであげてほしい気がします。
「毎日ひそかに生田斗真と脳内デートを楽しんでいた私。ある日彼氏を『トウマくん』と呼んでしまい、深刻に浮気を疑われた。実は生田斗真がすごく好きなんだとカミングアウトし、スマホに保存してある、自分で編集・加工した秘蔵の画像集を見せたりして、ようやく納得してもらいました」(千葉・26歳女性)
ひとまずは大事に至らずに済んでよかったです。それにしても「編集・加工した秘蔵の画像集」が気になる……。
憧れるのは罪ではありませんが、度を越すと失敗につながる危険もあるので、その辺うまくバランスを取りながら、今後も芸能人に憧れてまいりましょう!
(藤井弘美+プレスラボ)初出 2014/9/22
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