ヒトメボ

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 ケンカしたときや注意をしたとき。どんな事柄だったとしても、謝ってもらえれば、心も少しは軽くなります。……と思いきや、なかには逆にイラッとしてしまうような場合もあるようです。ヒトメボ読者に「イラッとしてしまった謝り方」について聞いてみました。

「すんません」

「『すんません』など、全く心がこもっていない謝り方のとき。そんな謝罪ならいらんわ! と怒鳴りたくなるし、わだかまりが残る。いっそ謝ってくれないほうがマシ」(神奈川・30歳男性)

 仕方なく謝られると、まるでこちらが悪者のなったような気分になりそうですね。気持ちと言葉が釣り合っていないと謝ったことにはなりません。

自分を正当化する

「謝ったあとに、『でも、自分はこんなふうに考えていて……』などと自分のほうが正しいと主張する。だったら謝らなきゃいいじゃん、と思うんですが、それを言うとますますこじれるのも分かっているので何も言えなくなる」(東京・27歳女性)

 謝ってからでないと、自分の正当性を訴えることができないと思ったのでしょうか。悪いと思っていないのに謝られてイラッとするパターンですね。

長い

「仕事で後輩が取引先にも迷惑がかかるような失敗をしたとき、社員全員宛に2000文字ちかくあるような、とにかく長い謝罪メールが届いた。表題は『謝罪』なのに、内容は『○月○日、×時頃、~さんから連絡をいただき~。~さんは大変お怒りのようでした。そこで私は~さんに謝罪しました』みたいな、なぜか他人事の日記みたいな文章。ただ長いだけで意味不明だった」(大阪・30歳女性)

 自分から謝罪しようと思ったのはいいものの、長いだけで気持ちが伝わらない文章では逆効果。悪気はなかったのかもしれませんが、悪気はない人にイチから教えるのって結構大変なんですよ……。

論点をズラす

「悪かったとは思うけど、自分だって……と問題とは違う事例を引っ張り出してきて、お互い様でしょ? だから許してよ、と言われたとき。引っ張り出された事例については自分も悪かった、と思っても、今度はこちらが素直に謝れなくなっている」(東京・30歳男性)

 謝罪を強要されても謝る気にはなれませんし、無理に謝ってもらっても相手もあまりいい気分はしないように思いますが。

怒っていることを怒る

「『まだ怒ってんの?』など、怒っていることを怒られる。悪いと思ってんだから、許してくれよ、など高飛車に来られると『はぁ?』となってしまう。まずは素直にごめん、と一言言ってくれたらいいのに」(神奈川・27歳女性)

 自分が怒らせていることを棚にあげてのこの発言は、ますます怒らせようとしているとしか思えませんね……。

忘れたころに謝る

「昔のことをほじくり返して謝られる。こちらとしてはもう忘れていることだから、今さら謝られても、と思うのですが。むしろ、忘れていた怒りを再燃させられて、関係が悪化します」(東京・29歳男性)

 相手としては、ずっと気にしていたことなのでしょうが、たとえ謝ってスッキリしたと

しても、こちらにはもやもやとした気持ちばかりが残ってしまいそうです。

 どうすれば許してもらえるか、謝る側としてはいろいろと考えるはず。その答えは簡単で、素直な気持ちが一番なんですよね。心から謝れば、意外なほどにあっさりと仲直りができるはずです。

(ふくだりょうこ+プレスラボ)
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ふくだりょうこ+プレスラボ

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