ヒトメボ

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 みんなはちゃんとできているのに、なぜか自分だけいつも同じ失敗をしてしまう。その失敗が小さくて地味なほど、繰り返すと悲しいやら情けないやら…。そんな「自分ってダメ人間だな」と思う瞬間を、ヒトメボ読者に聞いてみました。

リモコンをなくす

「リモコンをよくなくす。見つけるたびにリモコンを置く定位置を決めたはずなのに、油断するとすぐなくなる。前に部屋中探した結果、ティッシュペーパーの箱に入っていて愕然」(静岡・28歳男性)

 全国で頻発しているリモコンの行方不明。足でもついているんじゃないかと思うほど、「なぜそこに!?」という場所で発見しますよね。

カバンの内側をボールペンで汚す

「カバンを新調すると、一週間ともたずにカバンの内側をボールペンのインクで汚してしまう。なぜボールペンを裸のまま入れてしまったんだろう…という後悔も後の祭り」(神奈川・32歳女性)

 痛恨の一撃! インクが外側にまで滲んでしまう事態ともなれば、テンションは瀕死状態です…。

靴紐がほどける

「びっくりするほど頻繁に靴紐がほどける。二重に結んでもほどける。街を歩いていても道端で靴紐を結んでいる人をほとんど見かけないので、なにかの罰なのか自分に欠陥があるのではないかと心配になる」(東京・37歳男性)

 紐の縛り方が悪いのか、紐そのものが悪いのか…。左右同じ靴なのに、ほどけるのは決まって片方というのも不思議です。

漫画の同じ巻を2冊買ってしまう

「購読している漫画の新巻が久しぶりに出たと思って買ったら、すでに持っているのと同じ巻だった。同じ巻が2冊並ぶ本棚を見るのも切ない」(東京・22歳男性)

 全巻表紙が似ていたりすると、より判断力が鈍りそう。しかも、前作との間隔が空きすぎると、数ページ読んでも被りに気付かないことも…。

カレーの配分を間違える

「カレーのルーとごはんの配分を間違えて、いつもルーが足りなくなる。それを踏まえてルー多めにしても同じ結果になる…なんでだろう。仕方なく、福神漬けをおかずにして白飯を平らげるのだが、後味が福神漬けごはんになるのも侘しい…」(愛知・40歳男性)

 これまで数えきれないほど食べてきたカレー。そのおいしさに冷静さを見失ってしまうのか、これほどペース配分が難しい料理もなかなかありませんよね。

割り箸がうまく割れない

「なぜかいつも割り箸がうまく割れず、左右が9:1くらいの比率になる。上下に持って割ったり、口に挟んで割ったり、いろいろ試してみたけどどれも上手くいきません。こんな簡単なことが、いつまでたってもできないなんて…」(東京・34歳女性)

 ちぐはぐで持ちにくいし、指にささくれが刺さって痛いし、かといって新しい箸に代えてまた失敗したら地球に優しくないし…。食事の時間が楽しくなるか苦しくなるか、その一瞬に緊張が走ります。

靴下が靴の中で脱げる

「スニーカー用の短い靴下の中で一足だけ、歩いているときに必ずかかとが脱げてしまう靴下がある。それをうっかり忘れてまた着用してしまい、脱げると『ああ失敗した…』と後悔するのがお決まり」(熊本・30歳男性)

 そして、そのまま歩き続ける自分。「捨てる」という選択肢はないのでしょうか?

サボテンが枯れる

「多肉植物は枯れにくいって聞いたのにサボテンが枯れる。私の家は砂漠より悪環境なのかと思う」(鳥取・25歳女性)

 水をやりすぎると腐るし、やらなすぎるとミイラ化してしまうサボテン。ちょうどいい塩梅って、簡単なようでいて意外と難しいものです。

 過去に何度、同じミスを繰り返し後悔したことでしょう。でも、きっとまた数日後「やっちまった…」と新鮮な気持ちで思うんでしょうね。

(坂井あやの/verb)
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ライター

坂井あやの

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