ヒトメボ

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 片想い期間中は探りあいの部分が大きいので、相手との距離感にけっこう気を遣います。何度ものやり取りを経て、段階的に関係を深めていければ理想ですが、その過程で常にベストの内容やタイミングのメッセージを送れるわけではありません。そこで、「送らなきゃよかった」と後悔した、片思いの相手へのメッセージについて聞いてみました。

深夜1時の「起きてる?」

「ベッドに入ったけど、なかなか寝付けなかったからなんとなく送ってしまった『起きてる?』。少しやり取りできたら嬉しいなくらいに思ってたけど、考えてみたら送った時間が深夜1時。非常識だったと後悔した」(神奈川・23歳女性)

 急に人恋しくなってついつい送ってしまいがちな深夜のメッセージ。前もって「いつも何時くらいまで起きてる?」などの確認をしておけばよかったですね。逆に、深夜にメッセージのやり取りをするようになったら、関係は一歩深まっているといっていいかも。

「いま暇?」

「暇そうだったら電話でもしようかなと思って『いま暇?』と送ったけどすぐに返事がなくて、まるで束縛女みたいだったかなという気が。連投で『時間あったら電話しようよ』って送ればよかったんだけど、もう20分くらい経っちゃったあとだから、そこで連投すると今度は執念深い女とか思われそうで」(東京・30歳女性)

 関係がまだ浅いときは、自分がどう思われてしまうかがとにかく気になってしまいます。「束縛女」や「執念深い女」は考えすぎで、相手はこちらが思うほど引いてない場合も。めげずにまた送るのも手です。

「日曜は何してたの?」

「『日曜は何してたの?』と軽い世間話を振ったつもりだったのに、送ってしまってから文面見返すとなんだか詮索してるみたいで、我ながら引いてしまった。『違うの、私はストーカーじゃないの!』って言い訳したかった」(東京・25歳女性)

 気にしすぎといえばそうかもしれませんが、恋する女子は気弱になっても仕方がないものなのです。あまり気になるようだったら、たとえば「この間の休日はゆっくり休めた?」みたいな聞き方に変えれば、印象が違うかもしれませんね。

「彼女作らないの?」

「『今好きな人いる?』『彼女作らないの?』みたいな、相手の気持ちを知ろうとするメッセージは、送ったあとの後悔が半端ない。結果的によかったりもするんだけど、返事がくるまでの時間は胃に悪い」(千葉・21歳女性)

 こちらも深夜に送りたくなってしまうようなメッセージ。グッと踏み込む内容なだけに、どのタイミングで送るかが非常に難しいですよね。軽い世間話を装ってサラッと聞けたなら、胃の負担も減るのかも。

他の女性のことを「かわいい」

「共通の知人である女性について『かわいいよね~』と話を振られたので『かわいいね』と何気なく返したら、『あー、やっぱ男はああいう子が好きなんだ』という返答。そこははっきり、『○○のほうがかわいいよ』と返せばよかったと思った」(東京・20歳男性)

 この彼女は彼の気持ちを確かめたかったのかもしれませんね。とはいえ、その気があると思って踏み込んだら勘違いだった、ということもあるので恋愛は怖いです。

ツッコミのつもりが…

「話を盛り上げたくて、好きな相手のメッセージにいちいちツッコミを入れていたら、陰で『いちいち揚げ足取ってくるからウザい』と言われていたらしい」(埼玉・24歳男性)

 ノリが合わないとこういう事態にも。メールの場合は相手がどんな表情で言っているのかわからないため、誤解がないように文面を考えたいもの。

「今日は○○を食べた」

「メールで距離を縮めようと思って、『今日は○○を食べた』『今テレビで○○を見たんだけど』とか頻繁にメールを送った。相手も割と返信をくれていたので脈アリだと思っていたら、『彼氏でもないのに日常報告メールはやめたほうがいいよ』と彼女の友達から言われてしまった」(東京・30歳男性)

 完全に裏目に出てしまったパターン。これはツラいです。

 送信ボタンを押してしまったら後戻りできないのが多いですが、いつか、全てのサービスで送ったメッセージを相手が開封する前なら取り消せるようになったらいいですね。それまでは、恋愛において、この種の後悔はつきもののようです。

(藤井弘美+プレスラボ)
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ライター

藤井弘美+プレスラボ

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