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2015.10.05
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2015.10.05
会社の公式サイトは、その会社の顔とでもいうべき存在。どの企業も、そこのところはわかっていますから、自社サイトをバリッと・クールに・さわやかに、それぞれのやり方でばっちりと仕上げています。しかし、ときにはちょっと気になるホームページに出くわすことも…。「この会社大丈夫?」と思ったホームページについてヒトメボ読者に聞いてみました。
「就活中に目撃した会社のサイト。どのページにも何かしらの形で社長の画像が差し込まれていた。顔が黒くてかっていて精力旺盛そうな男性。どんだけ自己主張強い社長なの……と思ってしまった」(東京・26歳女性)
ホームページは会社の顔ですから、もうひとつの会社の顔である社長がじゃんじゃん登場するのは間違っていない……のでしょうか? 一度アクセスしたらその夜社長が夢に出てきそうなホームページです。
「友人が新しい転職先を見つけて、『すごくいい会社』と熱っぽく語っていたので自分もサイトをチェック。トップページにアクセスするといきなり社歌が流れ始めた。怪しげなメロディーで、作詞作曲は社長らしい。なんというか、友人は洗脳され気味なんじゃないかと心配になった」(東京・29歳男性)
社長の自己主張にもいろいろな形があります。音楽が自動再生されるホームページはあまり好かれませんが、絶対権力者の社長が「ホームページは社歌を流す」と言えば逆らえる人間はいません。こんなところから社長のワンマンぶりが垣間見える?
「ゆるふわ系の彼女ができたので、勤め先の名前を聞いておいてホームページを開いてみた。ページは全体的にファンシーな感じだったけど、特に印象に残ったのはマウスのポインタがかわいいクマに変化したこと。彼女の雰囲気を思い出して、思わず納得してしまった」(千葉・23歳男性)
ポインタが自動で変化すると、それがアクセスしたサイトの仕掛けだとしても、軽くストーキングされているような気分になるのは筆者だけでしょうか。それにしてもポインタがクマとは。何の会社なのか気になります。
「彼氏の会社のホームページは、いくつかある項目のうち、沿革や会社紹介などが『準備中』になったままいつまでも更新されない。彼氏も『あれなんなんだろうな』と言っていた」(東京・27歳女性)
沿革や会社紹介あたりは自己紹介の根本部分。せめてそこはしっかりさせてからホームページを立ち上げればよかったように思うのですが……。更新が古かったり、「Not Found」と表示されるページがあったりすると、訪問者は不安になりますよね。
「友人の会社のホームページは、社訓がすごいことで仲間内の間では有名。正確には覚えてないけど、『笑顔の光を灯し、そして照らせ』『親への感謝を忘れるべからず』とかが延々と続く」(神奈川・34歳男性)
この社訓は迫力がありますね。読んでいるほうも、わかるようなわからないような気持ちにさせられます。
「彼女の勤め先のホームページには、トップに『お客様は○番目のご訪問者です』というカウンタが設置されている。他も全体的に古い印象」(東京・26歳男性)
カウンタがあるとは、一昔前のホームページっぽいですね。個人サイトのような匂いがします。
「婚活中の私がある男性と出会った。相手の素性を少しでも知りたくて、勤め先を聞いてサイトをのぞいてみた。すると『代表』のところの連絡先が『090』で始まっていた。怪しすぎると思って、その男性とは距離をおくことにした」(神奈川・30歳女性)
最近では、携帯電話を代表の連絡先として掲載するところもあるのでしょうか。それでもやっぱりまだ、固定電話のほうが社会的信用を得やすいのかもしれませんね。
企業が個性を出そうとしてそれが裏目に出てしまっているケース、適当で信用ならないケースなど、「大丈夫?」と思ってしまうホームページにはいくつかのパターンがあるようです。あなたの会社のホームページはどんな具合でしょうか?
(藤井弘美+プレスラボ)
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