ヒトメボ

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 恋人との別れ。そこにはさまざまな理由や事情があります。別れを決断するからにはそれなりに思い詰めての選択なのですが、時間が経ってあとからそのことを振り返ってみると「なんであんなことで……」と思ってしまうことも。そんな、「恋人と別れたばかばかしい理由」をヒトメボ読者に聞いてみました。

足が臭いのに洗わずに寝る

「彼が仕事帰りに私の部屋に来て、お風呂に入らないで私のベッドに横になってそのまま寝てしまうことが続いた。『足がすごく臭いからお風呂入ってから寝て!』って言っても、生返事だけしてそのまま寝てしまう。私は顔を背けながら彼の足を濡れタオルで拭いたりしていましたが、ある瞬間ふと『もういいや』と思って別れました」(千葉・24歳女性)

 せめて足だけでも洗って寝てくれれば……。生理的な不快感は感情をぷっつり切ってしまうことがあるようです。

担当の美容師が異性

「彼氏を担当している美容師が女性だったこと。昔からずっと担当してもらっているらしくなんだかやたら仲がいい。その美容師さんはおしゃれだしキレイだしで、段々それが気になってきたので言うと、『意味分かんないこと言うな』と彼。結局それがきっかけで別れてしまった」(東京・22歳女性)

 美容師さんは概ねおしゃれでイケてるメンズ・ガールズが多いですから、不安になってしまう恋人の気持ちもわかります。美容師さんがイヤというよりも、不安な気持ちを理解してくれなかったことに不満があったのでは。

「にゃん」付けで呼んでくる

「彼が私の名前のあとに『にゃん』を付けて呼ぶのをやめようとしなかった。呼ばれるたびに鳥肌が立ちそうな感覚になったので別れました」(東京・26歳女性)

 「バカップル」と言われても人前で恥ずかしい愛称を呼び続けるカップルもいますが……。彼が、新たな彼女を「ちゃん」付けで呼んでいることを祈ります。

財布がぼろい

「彼女の使っていた財布が何年か使い込んだものでぼろかった。彼女によれば『金運が上がる財布』らしかったけど、小汚いし男性用っぽいし。何度目か財布の買い替えを勧めた結果、『いい加減にして!』とキレられ別れた」(神奈川・28歳男性)

 そんなぼろい財布でも、彼女にとってはアイデンティティに近い、強い思い入れのある財布だったのかもしれません。そこに踏み込んでこようとした彼と、自分の世界を守りたかった彼女……こう考えると、「財布がぼろい」という一事は些細ですが、結構根本的な部分での対立だったのでしょうね。

自分の姿が映るたびにチェック

「デート中、彼氏がガラスとかを見つけると必ずそこで自分チェックをする。それが恥ずかしくて仕方がなく、やがて我慢ができなくなり別れることに。彼にはその理由については告げていない」(東京・30歳女性)

 たまーにこのナルシシズムを感じさせる動作がクセになっている人っていますよね。鏡の迷路に迷い込んだときは、抜け出すのに時間がかかりそう。

ゲームに勝つとドヤ顔する

「彼がやり込んでいるサッカーのゲームをたまに対戦すると、必ずボコボコにされていた。悔しくて何度も挑戦する私と、軽く勝って得意げな彼。あのドヤ顔がむかつきすぎて別れたといっても過言ではない」(東京・23歳女性)

 それほどむかつくこの彼のドヤ顔、ちょっと見てみたい気も……。

トイレで「大」を流し忘れる

「彼女が何度かトイレを流していないことがあった。最初に大が流れていないのを見たときの衝撃に比べれば2回目、3回目は徐々に慣れていったとはいえ、やはり悲しい気分になり、愛が薄れていきました」(東京・33歳男性)

 男性は女性を神聖視しているようなところもありますから、女性の皆さんはきちんと水を流したかどうかくれぐれもご確認を!

 他人からすると思わず笑ってしまうようなことも、当時のその人にとってはきっと大きな大きな問題だったに違いありません。でも過去の恋愛をネタにできるのって、それだけ余裕が持てていることでもあるので、素敵だと思います!

(藤井弘美+プレスラボ)
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ライター

藤井弘美+プレスラボ

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