ヒトメボ

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 浮気によって、カップルが破局するケースは少なくありません。しかし、破局せずに長続きするカップルもいるようです。彼女の浮気を、なぜ・何があって許すことになったのでしょうか。ヒトメボの男性読者に「彼女の浮気を許した理由」を聞いてみました。

「泊まったけど浮気してない!」と言い張られたから

「あきらかに何度も浮気している様子で、浮気相手と泊まってる証拠とかいろいろあるのに、問い詰めても『泊まったのは確かだけど、浮気なんかするわけない』の一点張り。『じゃあ別れよう』と言うと『それは耐えられない。どうして私は浮気してないのに、別れられなきゃいけないの』と泣く彼女。もう面倒になってきて、それ以上追求するのはやめて、惰性で付き合っている」(兵庫・28歳男性)

 彼女の言い分も事実だったのかもしれませんが……。彼の気持ちは、この件をきっかけに変化しているようにも見受けられますね。

「こっちが浮気をしても許す」と約束させたから

「逆にこっちがいつか浮気しても許す、という約束をさせた。それぐらい覚悟してもらわなきゃ、やってられない」(東京・24歳男性)

 将来浮気したいかどうかは別にして、「やり場のない気持ちの落とし所をどこにするか」が焦点になっているのでしょうか。いつか本当に浮気して、彼女に「こっちが浮気しても許して」と約束させられることはないようにしないといけませんね。

死のうとしたから

「『私みたいなビッチはもう生きてる資格ないですね。あなたを傷つけるだけだし。こんな体汚いし』みたいなことを言ってきて、色々な方法で死のうとするようになった。リスカ、飛び降り、ガス中毒など……。全部未遂で、今考えるとただの狂言自殺なんだけど、面と向かって『死ぬ』とか言われたら止めるしかない。もうそういうのがこわいので、別れ話ができなくなった」(東京・34歳男性)

 かなり壮絶な関係のカップルです。「別れたら自殺する」って、「別れたら殺す」と同じレベルの脅迫にも思えます。こんな調子で、上手く関係が続くものなのでしょうか……。

東京から大阪まで何度も謝りに来たから

「遠距離恋愛だった彼女が浮気したので電話で別れ話をしたら泣いて謝罪された。もちろん腹も立ってたし、許す気もなかったので一方的に通話を切って着信拒否。しばらく連絡無視してたら自然消滅するだろうなとか思ってたのに、東京から大阪まで何度も何度も謝りに来た。家まで来られたら無視できないし、その熱意と誠意に負けて今も付き合ってます」(大阪・33歳男性)

 時間もお金も体力も使った全力の謝罪。東京大阪間の謝罪ツアーは、いったいどれくらいの期間続いたのでしょうか。

「しょうがないじゃん!」と逆ギレしたから

「『なんで浮気なんかしたんだよ』みたいな話になったとき、逆にこっちが責められる感じになった。甲斐性がないとか、気遣いが足りないとか、相手にしてくれなかったからとか。で、『こんなの、私が浮気したってしょうがないじゃん!』と泣かれて、『あれ、おれが悪いのコレ……?』と思い始めてしまった。だから、『じゃあ自分はもっと君を大切にするよう努力する』といって、そのまま付き合うことに」(神奈川・25歳男性)

 どう考えても浮気したほうが悪いのですが、話し合いだと弁が立ったり勢いがあったりするほうの主張が通って、立場が逆転することも……。涙という武器を持った女性は、鬼に金棒ですね。

誓約書にサインさせたから

「どんなに謝られても気が済まなかったので、慰謝料を請求しようかを検討。でもさすがにいきなりお金を取るってどうなんだろうと思って、彼女に誓約書を書かせてサインさせた。内容は『次にもし浮気したら100万円払う』『二度と連絡をしてこない』『2人の両親を呼び出してその場で全員に謝罪する』など」(東京・30歳男性)

 本格的! ちなみに不倫の念書などは、「脅迫されて書いた」と言われないためにファミレスなどの公共の場で書いてもらうのがいいそうです。

 浮気の発覚は二人の関係の大きな転換点となります。「雨降って地固まる」といえる関係に修復するまでには、双方にそれなりの努力が必要になりそうです。それにしても、いろいろな浮気の許し方があるようで……勉強になりました!

(藤井弘美+プレスラボ)
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ライター

藤井弘美+プレスラボ

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