ヒトメボ

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 告白の末に振られるのは切ないことですが、なかには、一度振られながらもその後付き合った…という話を聞くこともあります。そんな「起死回生」の恋愛には、どのような成功の理由があったのでしょうか。一度振った相手と付き合った経験のある人に、その理由を聞きました。

「私が別の人を好きだった期間も、その人に振られたときも、一定の距離を置いて友達付き合いをしてくれたから。無理に迫られたりしていたら付き合ってなかったと思う」(山形・32歳女性)

 しつこくない範囲で、一定の距離を保つ。それがのちの逆転につながったんですね。

「好きな人がいたので振ったのですが、『そいつが誰かも聞かないし、絶対忘れさせてやるから付き合ってほしい』と言われて。しかしその彼とは遠距離になってしまって、気持ちの維持ができなくなったので別れました」(神奈川・30歳女性)

 そんな風に言ってくれる人がいてうらやましいです! 結局は別れてしまったようですが、「誰かは聞かない」というのも男らしくてカッコいいですね。

「彼の粘りに負けた。振っても振っても何回も告白された」(北海道・39歳女性)

 やはりこれが王道パターンでしょう。とはいえ、あまりしつこくやるのもまずいですから…その加減が難しいですね。

「一度告白された時は『友達にしか思えない』と振った。しかし、それ以降話す機会が減ると寂しくなった。正直、恋愛感情はなかったけど、彼と距離を置くくらいなら付き合おうと思った」(千葉・24歳女性)

 恋が芽生えたわけではないけれど、友達関係を維持するために付き合ったということですかね。これは何とも複雑なケースです。 

「告白された時は交際を意識できなかった。ただ、しばらく経った時に人肌恋しくなり、ついその子に連絡してしまった…。その後は責任を取って交際した」(東京・31歳男性)

 男性が一度振った女性と付き合う場合には、こういう理由もありそうです。

「告白してくれた女性の性格や容姿に問題はなかったが、その時は仕事に一杯々々でつい振ってしまった。仕事が落ち着いた時に思い返すと、もったいないと感じ改めてこちらから告白。無事付き合えた」(新潟・29歳男性)

 恋愛モードの浮き沈みにより起死回生の交際が始まったケースも。逆にいえば、相手のモードをきちんと見極めて告白しないともったいないということですね。

「大学時代、私に告白してきた2歳下の男の子。その時は正直ダサくて、迷わず断ったのだけど、それが悔しかったのか、2ヵ月ほど経つ間にファッションや髪型がみるみる変わっていった。その後もう一度告白してきたので、今度はOKした」(静岡・31歳女性)

 振られてからガラッとレベルアップする男性は確かにいます。もう一度自分に告白してくれないと、最初に振った女性は少し損した気分になるかもしれません。

「出会って2回目で告白してきたので『早すぎる』と断った。そんな男はどうせ遊び人だと思っていたが、彼はその後もずっと自分にアプローチを継続。次第に自分の考えが変わって付き合うことにした」(東京・27歳女性)

 一般的には早すぎる告白でも、彼の覚悟は本気だったんですね。女性も時間が経つうちにそれを理解したのでしょう。

「会社の同僚に告白されたが、その時はいまいちピンと来なくて断った。しかし、ある時仕事で一緒になることがあり、行動を共にすると、彼が意外なほど男らしいことが判明。それまでは部署が離れていたため、プライベートで会うことがほとんどで、彼の仕事姿は見たことがなかった。一気にイメージが変わり、私から交際をお願いすることに」(神奈川・31歳女性)

 意外な一面を見てグッとくるパターンもありますよね。むしろ告白前に、その一面を見せれば良かったのに!

 粘りに粘って逆転の交際に発展するパターンばかりではなく、タイミングや心境、お互いの関係性の変化から「やっぱり付き合いたい」と心変わりすることも多いよう。人の気持ちが変わるきっかけはたくさんあるということですね。あきらめずに頑張りましょう!

(有井太郎+プレスラボ)
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有井太郎+プレスラボ

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