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2016.06.14
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むかしむかし。「そんなことをしたらバチがあたるよ……?」そうおばあちゃんに囁かれたことはありませんか? 理由は確かじゃないけれど、おばあちゃんが教えてくれた「あのこと」をするとなぜかいけない気がする……。そんな、大人になった今でも忘れられない「おばあちゃんから聞いた迷信」についてヒトメボ読者に聞いてみました。
「夜に爪を切ると親の死に目に会えない、と言われてつい避けてしまう。一度、朝から時間がなくて、夜に切ったことがあるんですけど、そのときは妙な罪悪感を覚えました」(愛知・25歳女性)
「親の死に目に会えない」以外にも、「親が早死にする」という説もあるようです。この迷信ができた時代は夜が暗かったから、そういう状況で細かい作業をするなということだったのでしょうか。
「新品の靴は午前中におろすようにしなさい、と言われて今でも続けている。午後からおろすと事故に遭うから、と言われて……」(神奈川・30歳女性)
こちらも、夜は履きなれない靴で出歩くと危ないという意味でしょうか。そうなると日の出までは外出できませんね……。
「夜に口笛を吹くと蛇が来る、というもの。小さいころにそれでよくおばあちゃんに怒られました。実際には来たことはありませんけど、大人になってから夜に口笛を聞くとビクッとしてしまいます」(茨城・33歳男性)
「夜の口笛は悪いものを引き寄せる」「夜の口笛は泥棒が来る」などの説もあるようです。夜中に聞く口笛って、ちょっと怖くてドキッとしますよね。
「スイカを食べているときに、『植物のタネは食べたらダメ。おへそから芽が出てくるよ』と言われて本当に怖かった覚えが。スイカのタネを出していなかったので、それでおなかを壊さないように、ということだったのかもしれないのですが、イチゴの表面についているのがタネだと知ったときは本気で怯えていた」(神奈川・21歳男性)
おへそから芽が出てくる、というのは小さい子にしてみればかなりの恐怖です。いや、大人でも想像したらゾッとする……?
「家の中で敷居を踏むとこっぴどく怒られた。そこは神様の頭だから、バチが当たるよ、って。そんなこと言われたら踏めるわけないです」(栃木・34歳女性)
今では敷居のある家も減っているかもしれませんが、敷居が傷まないようにという理由もあるかもしれませんね。
「出かける前にボタンを付け直したり、ほつれを直したりするのは縁起が悪いと言われた。出かける前に急いでやったら怪我をするから、ということなのかもしれませんが」(神奈川・30歳女性)
この迷信は筆者も言われたことがありますが、「脱いだ、脱いだ」と言いながらなら大丈夫だとも聞きました。本当でしょうか。
なんとなくやったらいけない気になってしまう迷信の数々。なかには理由らしきものもあるようですが、果たして……? 「大丈夫でしょ」なんて思っても、守らなかったときに何かあったら後悔すると思うと、ついつい守ってしまうんですよね。あなたは忘れられない迷信、ありますか?
(ふくだりょうこ+プレスラボ)初出 2015/6/16
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