ヒトメボ

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 誰でも多かれ少なかれ体型にコンプレックスを抱えているもの。そして、そうした弱みをファッションでカバーしているという人もまた多いことでしょう。さて、どんなコンプレックスをどんな工夫でカバーしているのでしょうか? ヒトメボ読者に聞いてみました。

~男性がカバーしているコンプレックス~

足が短い

「足が短いので、太めのパンツをゆるく履く。腰パン気味になるようなイメージで」(静岡県・30歳男性)

 筆者(男性)を含め足の短い男性にとっては、今や定番ともいえる手法ですよね。

肩幅が狭い

「肩幅が狭いので、なるべくジャケットやシャツなど、肩のラインがカッチリするようなファッションを心がける。そうすると、多少は肩幅が広く見えるので」(神奈川・25歳男性)

 筆者も肩幅が狭いので、これもぜひ実践したいと思います。確かに肩が丸みを帯びた服装だと、弱々しい印象になるんですよね。

頭が大きい

「背が低い割に頭が大きいので、なるべく上半身は白っぽい服でまとめて体の線を大きく見せる。また、あまりタイトな服ではなく、カーディガンなどでふんわりさせる」(福岡・31歳男性)

 膨張色とルーズなシルエットで全身のバランスをとる。色遣いやサイズ感による演出も重要ですね。

人見知りで口下手

「人見知りで口下手なので、あまり暗い色使いだと、印象が悪くなる。そこで、プライベートではなるべく明るい色を多用。『派手』と思われるくらいでいい」(愛知・32歳男性)

「よくサングラスをかけてます。見た目で貧相に思われがちなのと、見られてると思うと照れてしまって相手の目を見て話せない。かけると落ち着くから安心して話せる」(東京・35歳男性)

 性格的な部分をファッションで補うことも。印象に大きな変化をもたらすのはもちろん、たしかに本人の気分も変わりそう。

~女性がカバーしているコンプレックス~

胸が小さい/背が低い

「身長が150cmです。普段はワンピースや丈が長めのシャツで股下までカバーしてます。膝の位置も低いので秋冬春できるだけ濃い色のタイツでごまかしてます。靴はロングブーツは履けないのでショートブーツ、目立たない程度の厚底です」(千葉・18歳女性)

「貧乳なので、極厚パットで重装。低身長なので、激高ヒールで武装」(宮崎・29歳女性)

 かさを増してしまうことでカバー。控えめに盛る人もいれば、メガ盛りする人も。

足が太くて短い

「足が太短いので、黒タイツ+ヒール高め黒パンプス! テッパンです。男友達も私の素足みたとき『あれ、お前そんな足太かったっけ?けっこう細いイメージあったけど』って。ちゃんとごまかせてたみたい♪」(兵庫・26歳女性)

 下半身を黒でかためて細く見せる作戦ですね。男友達のセリフを見る限り、相当なギャップを演出できているようです。

下半身に自信がない

「ヒップから太ももにかけてとても太いので、基本的にパンツははきません。ウエストや腹部はその割ではないので、ウエストマークしたワンピースやスカートを好んで着ています」(福島・51歳女性)

「足が太い&毛深いので、短い丈のボトムスを履くときは真夏でもニーハイorタイツ類」(愛知・15歳女性)

「ボディーライン特に足にコンプレックスがあるので、スカートやパンツは割と長め、夏場は短いのは履きません。冬場はタイツを履いてしまえばある程度大丈夫なので短めのものは冬場に履いています」(栃木・21歳女性)

 同じようなコンプレックスであっても、先ほどの回答者のように細く見せようとするのではなく、すっかり隠してしまうパターン。季節によっても異なってくるようです。

お尻が大きい/骨盤が広め

「お尻が大きく下半身が太いので、Aラインの膝が隠れるくらいの丈のスカートを選ぶようにしています。同時に上半身はすっきりしたデザインのものを選んで、女性らしいラインを出すように心がけています。コンプレックスを隠すだけでなく、好きなパーツを魅せるのも大事!」(静岡・31歳女性)

「骨盤が広めなので、パンツは今流行のスキニーではなく、バギーパンツを履きます。なおかつセンタープレスですっきりした印象に見せる」(兵庫・29歳女性)

 隠すだけでなく、自信のある上半身を強調したり、太めのパンツにセンタープレスしたり。こういった細かな工夫を取り入れることでさらなる違いが生まれるのでしょう。

二の腕が太い

「二の腕が太いので、ボリュームが出るパフスリーブみたいなのは避ける。太いのは隠れるけど、余計に上半身に目が行くから。肘くらいまで袖があるものか、普通のTシャツを着る」(千葉・28歳女性)

 たしかに隠すことばかりに気が行きすぎると、それで逆に目立ってしまうかも。全体のバランスが大事なんですね。こんな声も。

「体のラインにピッタリ沿ったもの(ストッキング、タンクトップ)は黒。その上からふわっとしたレース系を着る。ボトムスはジーンズの短パン。なるべくふわっとしたものは一つにして、体型カバー感をあまり出さない。靴はヒール5cmくらいのものを履いて足を綺麗に見せる」(福井・19歳女性)

 体型をカバーしつつ、その『カバー感』を出さない数々の工夫。素晴らしい心配りです。

 コンプレックス自体をなくせたり感じないようにできるなら、それに越したことはありませんが、なかなか難しいもの。だからこそ、自分なりにオシャレにコンプレックスと付き合っていく工夫を見つけられたらいいですね。

(有井太郎+プレスラボ)
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有井太郎+プレスラボ

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