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2013.08.23
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2013.08.23
ヒトメボコラムで開催した「サバサバ女子」がテーマの座談会。仕事ができる、ハッキリ物事を主張できる、男勝りで頼もしい。といったキャラクター像が共通するかと思いきや、「完璧なように見えて、そうでもない」「お酒が入るとデレる」「男はこう、女はこう! という古い恋愛マニュアルがある」…など、サバサバなイメージとはズレた偽サバサバ女子ともいうべき実態が判明!
「彼女たちはサバサバを自称しているだけで、素顔は『女』そのものです。座談会で男性陣が指摘していたことは、あながち間違っていないでしょう」
と解説してくれたのは、心理カウンセラーの那賀まきさん。彼女たちがなぜ「偽サバサバ女子」になってしまったのか、特徴からその原因を分析してもらいました。
「頭がよく仕事ができる人が多いものの、プライベートでは心が思春期のまま大人になってしまった人が多いです。わざと乱暴な言葉遣いをしたり、あぐらをかいてみたり、タバコをふかしてみたり…不良に憧れる中学生の心理と似ています」(那賀さん)
「自分の中の『女』の部分に自信がないが故に、わざとあっけらかんと振る舞おうとするのも大きな特徴です。ロマンチックな空気も苦手なため、せっかく男性と2人きりでも『わたし別にあんたのこと襲わないから!』など、余計な一言を発してしまうことも。女らしさを封じようとすればするほど、かえって女を意識してしまっているのです」(同)
「色っぽいことや上品なことが自分には似合わないと決めつけ、下ネタにも耐性がある素振りを見せたり、毒舌キャラを装ったりしていることもあります。特に女性を批判するときには、決まって『女ってこれだからイヤだよね』と言いますが、じつはそこに投影されているのは自分の姿。深層心理では、『自分が最も嫌いな女=自分』を否定し続けているのです」(同)
う~ん、厄介というか不器用というか。こんな彼女たちは、当然、恋愛もこじらせてしまっている人が多いようで…。
「サバサバ女子は、恋人ができるとその人だけに依存する傾向があります。普段は表向きの自分を演じなければいけない分、心の底に溜めていた悩みや不満を一極集中させやすいんですよね。しかし、これでは彼に『サバサバしてると思って付き合ったのに、意外と面倒くさい』と思われてしまう危険性大。また、甘えられる対象を求め、歳上の既婚者と不倫関係になってしまう人も少なくありません」(同)
那賀さんいわく、偽サバサバ女子は「普段は鎧をまとって歩いているけれど、鎧を脱いだらランジェリー姿も同然」のような女子だとか。なるほど…いかにデリケートかが分かります。では、彼女たちが恋愛でつまずかないためにできることとは!?
「悩み相談やストレス発散をしたいなら、彼だけではなく、美容師やエステティシャンなど、第三者に話すことをおすすめします。弱い自分を見せる相手が彼だけにならないよう、捌け口を分散させると重い女にならずに済みますよ」(同)
「自分へのご褒美として、ちょっといいホテルに泊まったり、エステに行ったりするのは女性らしさを引き出すチャンス。サバサバ女子が苦手とする場所にあえて行くことで、少しずつ『女である自覚』を取り戻していきましょう」(同)
「負けず嫌いでプライドが高い彼女たちは、男性と競ってしまうこともしょっちゅう。でも、本来愛されるのは上手に男性を立ててあげられる女性です。あなたの持ち前の頭のよさがあれば、『ここは負けてあげよう』と冷静になることもできるのでは? まずは、ムキになって張り合うことをやめてみて」(同)
サバサバを演じていた方がラクなのかもしれないけれど、「男性的な部分と女性的な部分、両方をバランスよく演出できる方が恋愛面ではうまくいきますよ」と那賀さん。サバサバの鎧をまとうことに慣れてしまった人も、今回のアドバイスを実践すれば、さらなる魅力が増すかもしれませんよ。
(池田香織/verb)
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