ヒトメボ

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 いくつになってもお母さんのことが大好きなマザコン男子。母と息子の仲が良いのは微笑ましいことですが、彼女との交際では色々と苦労することもあるようです。ヒトメボの男性読者に「マザコン過ぎて彼女との交際で困っていること」を聞きました。

母親と連絡し過ぎて浮気を疑われる

「彼女への連絡を怠っていたらケンカになった。そしてそのとき、浮気を疑われてLINEを見られたが、そこで彼女以上に母親とやりとりしているのがバレた。彼女はそれがショックだったらしく、別れることに…。必死に説得したがダメだった」(兵庫・23歳)

 別の女性でなく「母」に負けたことが「女」として悔し過ぎたのか、どうしてもマザコンというものが受け入れられないのか。ところで、浮気だったら別れないで済んだのでしょうか。

彼女の手料理を美味しいと思ったことが一度もない

「何人かの女性と付き合って、その人たちの作る手料理を食べてきたが、一度として『美味しい』と思ったことがない。そもそも、食べる前から『母さんのカレーのほうがうまいだろうなあ』と、予想してしまっている。食後のリアクションも微妙になるので、彼女はきっと悲しんでいる」(香川・32歳)

 せっかく彼女が作った料理も、母親の料理の美味さを再認識するきっかけでしかないようです。彼女がマザコン男性を手料理で満足させるのは、なかなかハードルの高い作業かもしれません。

彼女のことをぐうたらだと思ってしまう

「母は自分より遅く寝て早く起きるショートスリーパーの働き者だったので、早く寝てしまう子や寝起きの悪い子を見ると、ついつい『ぐうたらな女』という目で見てしまう。客観的に普通の子なんだと分かっていても、やることなすこと何か手抜きしてないだろうかと気になる。彼女もだろうけど、自分も気持ちが休まらない…」(愛知・32歳)

 先に寝てもいけない後に起きてもいけない。強制したいわけではないけど、そうしてくれないと落ち着かない…。どうしても女性を母親基準で評価してしまうようです。

彼女の二人暮らしのお願いをウヤムヤにしないといけない

「今の彼女と2年付き合っている自分は、現在27歳。結婚を考えていい年頃だし、その前段階として、彼女に『二人で同棲したい』と言われている。でも、実家暮らしの自分は、わざわざその環境を捨てて彼女と住む気にならない。だから、彼女のお願いをウヤムヤにし続けている」(千葉・27歳)

 もし結婚するとしたら、「二世帯同居」となる可能性が濃厚ですが、彼女の希望が「一緒に暮らす」ことではなく「二人で暮らす」ことにあるなら間違いなく一波乱ありそう。

彼女宅でのお泊りを避けないといけない

「彼女の家に泊まると、母親から『夕飯はいらない?』などのメールが来る。そういう連絡を見ると、なんとなく母親に申し訳ない気持ちになってしまうので、あまりお泊まりはしたくない。でも、夜帰ろうとすると彼女も寂しそうなので、いつもその狭間で揺れている」(東京・24歳)

 こちらも実家暮らしの男性。お母さんも、決して息子を申し訳ない気持ちにさせようとしてメールしているわけではないと思いますが…。母親への思いが、「彼女とのお泊まり」に匹敵してしまうんですね。

 

今から嫁姑問題が怖い

「テレビなどでよく見かける『嫁姑問題』。もし自分の結婚相手と母親の間に起こったらどうしよう…と考えると、とてもだけど結婚に踏み切れない。自分の母親は、嫁とうまくやっていけるタイプとも思えないので」(東京・30歳)

 

 母親が嫁というもの全般とうまくやっていけない…。それでもきっと母親の味方をしてしまうし、残して出ていくこともできないのでしょう。彼女に相当な打たれ強さを求めるしかないという袋小路に入っています。

 

母親に対する呼び方で引かれてしまう

「ある彼女と付き合っていたとき、デート中に母親から電話が来て、彼女の隣で話していた。そのとき、いつものように『お母さん』と呼んだのだが、それを聞いた彼女は苦笑。というのも、自分は見た目がゴツくて、性格も男臭いタイプ。それなのに、母親には『お母さん』というので、そのギャップに引いてしまったよう。以後、彼女の前で『お母さん』と言わないように気をつけている」(静岡・31歳)

 「お母さん」でまずければ何と呼んだらいいのか迷ってしまいそうですが、「おふくろ」というイメージだったのでしょうか。人によっては、それを微笑ましいギャップと捉えてくれるかもしれません。

 マザコン男子はなんだか、彼女を困らせてしまうことに困っているような、そして、交際している「今」のことよりも結婚した「後」のことが気になっているような印象。いまのご時世、「二世帯同居」や「嫁姑問題」については女性陣のほうがずっと気楽に考えているかもしれませんよ。

(有井太郎+プレスラボ)
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有井太郎+プレスラボ

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