ヒトメボ

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 男女で飲んでいるとき、お互いの目的はなんでしょうか。さまざまな可能性が考えられますが、男性としては、ひとえに「お持ち帰り」ということもあるでしょう。ただ、あまりにあからさまだと下心を見透かされてしまいます。彼らはどのようにして女性の警戒心を解いているのでしょうか。ヒトメボの男性読者に「一夜を共にしようとしている男の手口」について聞いてみました。

女性の家の近くで飲む

「飲む場所を相手の最寄り駅にする。『今度飲もうよ。そっちのほうまで行くよ』と言う場合もあるし、『仕事で○○まで来たんだけど、今から駅まで出てきて飲まない?』と言う場合もある。相手の家近くで飲んだほうが、そのあと相手の家に上がる方向にもっていきやすい」(東京・31歳男性)

 飲み始める前の段階から伏線を張りその日のゴールが近くなるよう計算しています。女性の皆さんは、このような飲みの誘いをOKした時点でだいぶ外堀を埋められていると考えてください。もちろん男性の自宅近くの場合も油断できません。

セクハラにならないところから褒める

「席に着いていい感じにお酒が進んだあたりで、相手のことを褒める。どこを褒めるかがポイントで、髪とか手とか、セクハラにならないくらいのさりげないところが効果的。相手を徐々にその気にさせていける」(千葉・24歳男性)

 ゆっくりと、しかし確実に距離を詰め、核心に迫っていきます。女性としては、髪やら手やら容姿を褒められて悪い気はしないかもしれませんが、この段階で既に警戒信号です!

徐々に下ネタを増やす

「基本中の基本かもしれないけど、徐々に下ネタは増やしますよね。相手の反応を見つつ、喜んでいたらもっと増やすし、やばそうだったらやめるし。下ネタをしゃべっておけば、相手がその夜望んでいるかも判断できるし、そのあとの展開がやりやすい。でも下ネタはノリノリだったのに、そのあとに持っていこうとしたら手ひどく断られたことも何度かある」(神奈川・29歳男性)

 髪とか手とかを褒められていたはずが、いつの間にかエッチな会話になっている……こうして、なぜだか「OKなのかどうか」の二者択一に持ち込まれてしまうわけですね。とはいえ、少しずつ距離を詰めてくるタイプの男性は、どこかでキッパリと拒絶すればそれ以上は踏み込んでこないのが救いかもしれません。

軽く遊べることをアピール

「自分の経験則としては、一夜を共にするのって、『重く』行くより『軽く』行く方が成功率が高い。そこで『今週でプロジェクトが一段落して今すっげー解放感!』とか、『彼女とひと月前に別れちゃったよ~』みたいな、『今夜ならおれと軽く遊べますよ』というのを全力でアピールする。そういうのが好きな子はいい感じで食いついてくる」(東京・29歳男性)

 重さをアピールしたところで……ということで、むしろ軽さをアピールする。この時点でふるいにかけられるので、合理的で効率的かもしれません。ただ、そういうのが好きな子はいいですが、「そう見せかけて実は誠実なんでしょ」と思いたい女性は止めておきましょう。きっとそのままです。

自分の体を触らせる

「会話の中で、こっちの体を触らせるキッカケを作る。『最近お腹が出てきちゃってさ~』とか、『肩が凝りまくってて鉄みたいになってるんだよ』というふうに。喜んで触ってくる子は、結構な確率でいける。相手が乗ってこなければ、それ以上は攻めない」(東京・25歳男性)

 こちらも同様、会話に踏み絵的な罠を張っておくやり方です。相手を試してふるいにかけ、いけそうなサインが出たらガッといく、まるで用心深いハンターのようです。

あえてコンプレックスを指摘して傷つけてからの全肯定

「基本的になんでも全肯定する。ただ、ブスに美人だとか、バカに頭がいいだとか、ダサい人にセンスいいって言っても嘘くさいしバレる。むしろ、コンプレックスに思ってそうな欠点をあえて指摘して、ちょっと傷つけておいてから『でもそれがいいよね』という感じで。うまく行けばかなりフランクで素直な反応をしてくれるようになる」(神奈川・32歳男性)

 すごく嫌われるリスクもありそうですが……。ただ褒め倒すのではなく一度落としてから持ち上げる。欠点を正直に指摘しているのだから、きっと「それがいい」のほうも本音なんだろうと思わせる。なんというか詐欺師スレスレですね。

終電までには帰す姿勢を見せる

「狙っているときは、その日最初に会った段階で『終電、何時まで平気?』と聞いておく。『ちゃんと終電までには帰すからね。今夜は狙ってないからね』という姿勢を見せて女性を安心させておくのが、自分のやり方」(東京・34歳男性)

 北風と太陽のような、あるいは兵法のような含蓄があります。敵を欺くにはまず味方からの心構えを持って、ギリギリまで「終電前に帰そう」と振る舞い続けることで、かえって女性から「終電逃しちゃったー」となるのでしょう。

 女性の皆さん、「これって下心あったの?」と意外に思うものはあったでしょうか。深読みし過ぎもよくないですが、こういった男性陣がいたら念のため怪しんでみてくださいね! とはいえ、お目当ての男性にそもそも騙されたフリをしているなんて女性も多そう。今夜もどこかで、きっとこうしたスリリングな男女の駆け引きが行われているのでしょう。

(藤井弘美+プレスラボ)
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ライター

藤井弘美+プレスラボ

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