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2016.04.30
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2016.04.30
「涙は女の武器」なんて言いますが、最近ではその武器を使う女性は少なくなっているように思いますよね。でも、今の時代だからこそ、涙が恋愛に有効なんだそう。涙活プロデューサーの寺井広樹さんにお話を伺いました。
「現代は女性の社会進出が進み、人前で泣いてはいけないと考える女性も増えています。会社で嫌なことがあっても人前では泣かず、トイレでこっそり泣くという女性の話も聞きますよね。言うなれば、女性の涙の希少価値が上がっているのです。また、その一方で、彼女の前で涙を流す男性は増えています。そんな時代背景だからこそ、涙をうまく活用するとよいですよ」(寺井さん)
「普段泣かない女性が涙を見せると男はドキッとするものですが、泣き方によっては逆効果になってしまいます。ワンワン泣いている姿はみっともなく映ることもありますし、
また、泣いている理由が自分に関係することだと、男は一気に萎えてめんどうくさくなってしまいます。泣くのならば、彼とは関係ないことでシクシクと泣きましょう。例えば、共通の友達夫婦にめでたく子どもができたという理由でのうれし泣きなどです。泣き虫は嫌われますが、涙もろい人は好かれるものです」(同)
ヒステリックな感情を彼にぶつける涙は避けたほうがよさそうですが、ここぞというとき、彼の前でだけ見せる涙には効果があるようです。また、涙を流すのは女性とは限りません。
「彼に泣いてもらうことも有効です。泣いている最中は感情が高まるものですが、吊り橋効果とも似ていて、泣いているときの感情の高まりを恋愛のドキドキ感と勘違いさせることができます。要は、恋と錯覚させられるのです。彼の泣ける映画や本などをさりげなく聞いて、親子モノ、動物モノ、恋愛モノ、スポーツモノなど、あらかじめ彼の『泣きツボ』を知っておくとよいですよ」(同)
落ち込ませたり悲しませたりするのではなくて、そんな彼の「泣きツボ」を刺激する会話をしたり作品を鑑賞することで自然に泣いてもらう機会を増やしたいものですね。
よく「笑いのツボが同じ人がいい」なんて言いますが、ふたりの「泣きツボ」が同じだと分かったときにも距離はグッと縮まりそうです。時代によって形は変わっても、やはり涙は女の武器なのかもしれないですね。
(姫野ケイ+プレスラボ)初出 2015/4/29
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