ヒトメボ

美乳カウンセラー

戸瀬恭子

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読了時間:約4分

 鏡の前で「もう少し胸が大きければいいのに」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。胸が大きくならないのは、冷えが原因とも言われています。では、温めたら胸は大きくなるのでしょうか?

「バストアップ=『血流を良くする』、『美肌になる』、『女性ホルモンを活性化する』ことです。これらは全て、体を温めることにつながっていますよね。胸を温めるというより、体を温めないとバストアップに期待はできません」とは美乳カウンセラーの戸瀬恭子さん。

 なるほど。ところで、女性ホルモンが脂肪を増やしたり、乳腺を発達させるなど、バストと関係していることはわかるのですが、バストアップと美肌が関係するのはどうしてでしょうか?

「バストは、主に脂肪と乳腺からなり、その土台となるのが大胸筋と呼ばれる筋肉。そして表面は皮膚によって支えられています。いくら胸が大きくても肌にハリがなければ垂れたり、しぼんだりと美しいバストにはなりません。ですから、私はバストアップと美肌作りを並行して行う必要があると考えています。そのためにも、血行を良くして新陳代謝を促すことが大事ですね」(戸瀬さん)

 では、どのように血行を良くすれば、バストアップに繋がるのでしょうか?

「それはセルフマッサージです。よく胸だけを揉む人がいますが、あまり効果はありません。胸だけでなく全身をマッサージして血流を良くします。おすすめは、入浴時に体を洗うように手に泡を付けて行う方法。これなら気軽に毎日行うことができます」(同)

 と、戸瀬さん。それでは、セルフマッサージの手順を詳しく見ていきましょう。

【バストアップに繋がるセルフマッサージ】

1. 足の裏にある『涌泉』という血行を良くするツボからスタート。

2. 足首、膝の裏、鼠蹊部(太もも付け根の上あたり)、お尻、背中、お腹、手、肘、腕、顔、鎖骨、脇へと、ツボやリンパの流れを意識しながらマッサージをしていきます。

3. そして乳腺マッサージをします。下乳から喉仏に向かってデコルテにお椀ができるように持ち上げ、乳首を中心に円を描くように乳腺を刺激。脇からデコルテへリンパを流します。これだけでデコルテがふっくらとして、その場でバストトップが2~3㎝上がります。

 本当ですか!? でもすぐに戻ってしまいますよね。

「そうですね。でも毎日やり続ければ、良い状態を保つことができますし、他の方法と組み合わせることでよりバストを大きくすることも可能です」(同)

 ということで、他の方法も教えていただきました。

【他のバストアップ法】

「体を作るのはやはり『食べ物』ですから、次の4つを積極的に取るようにしましょう」(同)

1. 女性ホルモンと似た働きを持つイソフラボンを豊富に含む大豆たんぱく質。

2. 筋肉を作る高たんぱく質(赤身の肉や魚など)。

3. 体を温め血流を良くする食べ物(ネギや生姜などの薬味、根菜)。

4. 代謝を良くする酵素(生野菜、フルーツなどに含まれる)。

「また、基本的なことですが、やはり大事なのが『正しいブラジャーを選んで着ける』こと。きちんと試着をして、デコルテがお椀のようにふっくらするものを選びましょう。そうして、ブラジャーで正しい胸を作った状態で『大胸筋を鍛える』。これでお椀の形が定着します。大胸筋はすぐにつくものではないので、電車に乗って吊り革を掴むとき、カバンを肩にかけるときなど、普段から大胸筋の存在を意識して動かし、じっくり筋肉を作っていきましょう」(同)

 実際に戸瀬さん自身、3人のお子さんを出産・授乳後、小さくなってしまったバストをセルフマッサージとこうした方法で1年半をかけて、CカップからGカップへとバストアップさせたのだとか。

「バストアップには日々の努力がかかせませんが、自分の胸を好きになって手をかけてあげれば、きっと良い結果がでます。内側から綺麗になることを意識して、美乳を作りましょう」(同)

 いかがでしたか? 日常生活にバストケアを取り入れ、冷えから体を守って、バストアップしたいですね。

(鳴沢ことみ/コンセプト21)
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ライター

鳴沢ことみ

コンセプト21

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