ヒトメボ

自分磨きプロデューサー

井垣利英

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読了時間:約3分

 居酒屋のメニューで見かけたときやファストフード店の前を横切る瞬間、なぜか無性に食べたくなってしまう手羽先やフライドチキン…。ふだんはおもむろにかじりつくのだけど、彼と一緒だとちょっと気兼ねしてしまう…。そこで今回は、マナーコーチの井垣利英さん監修のもと、「手羽先・フライドチキン」の基本的な食べ方を紹介します。

なるべく唇をつけないように!

「どちらも皮と身の間から脂が垂れるので、食べ始める前に、紙ナプキンを口もとの下あたりのテーブルの上に広げて敷いておきましょう。肉を持つときは、両手を使って持ち上げるようにして。その際も紙ナプキンを使って巻いたほうが良いです。また、直接がぶっとかぶりつくと唇が汚れるし、脂が垂れて汚くなりがち。なるべく肉に唇をつけないように歯を使って食べ進め、こまめに唇を紙ナプキンでふくことが大切です。食べ終わったら、御手洗へ行って化粧直しを。人前での化粧直しは、絶対にNGですよ!」(井垣さん)

 脂の多い食べ物だけに、いかに紙ナプキンを活用するかがポイントのようですね。ちなみに、「肉が残ってしまう…」とお悩みの人も多い手羽先。骨に肉を残さずキレイに食べる方法は?

肉を残さない手羽先の食べ方

手順1:関節をポキッと折る

「まず、手羽先の両端をつかみ、片方の関節部分を下へ折り曲げます。すると骨が出てくるので、そのまま下までグッと引いてください」(同)

手順2:肉だけパクリ!

「骨と肉をキレイに分けることができたら、肉だけパクリと一口で食べましょう。この方法なら、軟骨のまわりや骨の根元に肉を残すことなく、きれいに食べることができます。手でさくように取る感覚をマスターしてください」(同)

 上記の食べ方は、大きな口を開けて食べるのが恥ずかしいという女性に特にオススメ。そのほかにも、「く」の字に曲がった関節部分をポキっと折って二つに切り離し、身の多く付いたほうを持ってカポっと口に入れる食べ方も。軽く身をかじりながら引き抜くと、骨からスルっと肉が取れてスマートに食べられる方法もあるので、ぜひお試しを。

*いっぺんに食べなくても大丈夫です*

「ちなみに、手羽先やフライドチキンは、食べかけのままお皿において、他の料理を途中ではさんでもOKです。ただし、食べ口を相手に向けずに、自分のほうに向けてお皿に置くこと。また、歯型がついているのが分からないように、見た目をキレイに食べ進めて。食べ終わった骨は、お皿の中央に集め、紙ナプキンで骨が見えないようにフタをしておきましょう」(同)

 キレイでむだのない、一味違う食べ姿を披露できそうです。自信がなくて彼の前では注文を避けていた人も、次回はぜひチャレンジしてみてくださいね!

(池田香織/verb)
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ライター

池田香織

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