芸能人に恋…これって諦めるしかないの!?

経験者のエピソードをこっそり直撃！

　テレビを見て、ため息…。なぜかというと、現在、筆者はとあるお笑い芸人さんに夢中なのです。最初はただのファンだったはずなのに、いつのまにか「カッコイイ…」「付き合えたらどんなに幸せなんだろう…」と、恋ゴコロを抱くように。このままじゃマズイと思いつつも、こういう経験ってみなさんもありませんか!?

　そこで今回は、芸能人に恋してしまった後、実際に付き合ったことがあるという某OLのKさん（23歳）に直撃！ 芸能人とお付き合いするまでには、どんな道のりが!?

「私が好きになったのは、某ビジュアルバンドのメンバー。もともとそのバンドの音楽が好きでファンになり、ライブ後に出待ちをするようになりました。当時、けっこう人気があったにもかかわらず、その人は出待ちしているファン1人1人に話しかけたりして、交流を持とうとしてくれたんです。それを見て、好きな気持ちにさらに火がつきましたね～。同時に、“もしかしたら、頑張れば直接コンタクトとれるかも!? ”と。そこでわずかに光が見えた気がして、“付き合いたい”という気持ちを意識するようになりました」（Kさん）

　その後バンドの公式ブログにコメントを残したことがきっかけで、距離を縮めることに成功したKさん。

「彼のブログで、たまたま私と同じ『演劇』が趣味だということを知って。さっそく演劇の話をコメントに残し、その後の出待ちで『あのコメントしたの私です！ 』とアピール。かなりコアな話題だったので彼の印象にも残っていたらしく、『深い話ができる人ができて嬉しいよ』と言われました！ そしてあるライブの終了後『今度からはコメント通さずに直接こっちに連絡くれていいよ』と連絡先をゲットしました」（同）

　その後、お付き合いすることになった2人ですが、芸能人と付き合うには様々な困難も…。

「周囲にバレないようにするため、親友にさえ相談できないのは辛かったです。それなのにどこから情報が漏れたのか、ネットの掲示板に私の特徴をさらされたりもしましたね。さらにはライブ中にいきなり安全ピンで背中を刺されたり…。今考えるとホント恐ろしいです」（同）

　そんな苦労もあったKさんですが、彼女いわく大事なのは「いかに自分を覚えてもらうか」で、顔や見た目の可愛さよりも「変なコだなぁ」「面白いコだなぁ」というように、相手の印象に残るのがポイントだそう。まさに、覚えてもらったモン勝ちということですね！ 好きなアイドルの握手会やイベントに参加したら、ぜひとも印象を残して帰りたいところです（笑）。

　こうした例以外にも、共通の知り合いを見つけ、そこから芸能人とつながりを持つ方法も。成功者の経験談をご紹介！

「番組の観覧に行き、スタッフと仲良くなる。次からは観覧応募をしなくても呼んでもらうようになり、付き合いが深まるにつれて芸能人を紹介してもらえるように」(A美さん・23歳)

「業界関係者やお偉いさんの行きつけの店にスタッフとして勤務する。メイドカフェなどは出没率が高く、気に入ってもらえたら業界人との繋がりができる」（C子さん・20歳）

「友人の友人が芸能人などの場合は、運が良ければ飲み会にその人を連れてくることも。どんな飲み会でも誘われたら積極的に参加して、交流を広げておく」（K子さん・26歳）

「有名人行きつけの飲食店に足を運び、店のマスターと仲良くなる。間接的に好意を伝えてもらうなど、地道な努力を！ 」（M香さん・24歳）

などなど、憧れの芸能人に近づく方法はまだまだたくさんあるみたい。

　とはいえ、行きすぎた行為はもちろんNG。自宅付近での待ち伏せはもちろん、ファンレターにお金を包んだり、体を売ろうとするのはもってのほか。芸能人といえども一人の人間であることを忘れてはなりません！

　それにしても芸能人への恋って、叶わぬ恋だと分かっているからこそ燃え上がってしまうんですよねえ…。今日もテレビの前でため息をついてしまう筆者ですが、今後も陰ながら彼の活躍を祈りたいと思います（涙）。

(池田香織/verb)