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2016.03.24
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2016.03.24
夫婦の平均初婚年齢差は年々縮まり昨今では1才台。とはいえ、それでも男性のほうが年長であることに変わりなく、なかにはオジサマ萌えなんてジャンルもあったりするほどで、年上男性が好きな女性は依然として多いですよね。最近では親子ほど年齢の離れた年の差カップルも珍しくないですが、やはり、ときには年齢からくるギャップを感じることはあるようです。今回は「年上の彼氏」がいるヒトメボ読者に、「ふと年の差を感じること」について聞いてみました。
「収入がだいぶ違うから、金銭感覚も違う。ご飯を食べるにしても、毎回おごられるのは嫌だから割り勘にしたいんだけど、彼はおいしくて高いものが食べたくて、私は味も値段もそこそこのものが食べたい。お高いものでも、たまに行くくらいなら全然いいんだけど」(千葉・24歳女性/彼との年齢差・8歳)
彼と対等な関係でいたくても収入差があるのでそうもいかない……。せめて○回に1回は自分がおごる日など決めてみるのはいかがでしょうか。
「仕事の話をすると、諭されるようなコメントされることが多くて、内心『上司みたいだな……』と思って聞いている。素直な気持ちで聞けることもあるけど、同じ言葉を上司に言われるより腹が立つこともある」(東京・28歳女性/彼との年齢差・5歳)
このカップルの場合だと5年、彼のほうが経験を多く積んでいるわけで、その分アドバイスが説得力を持つこともあるでしょう。ただ「上司と部下」ではなくて、「彼氏と彼女」の関係ですから、そこにはいくばくかの対抗意識もあるはず。彼女がイラッとするのは、そんなところに理由がありそうです。
「同年代の男性と付き合ったときはケンカと修羅場ばかりだったけど、今の彼と付き合い始めてから一度もケンカをしたことがない。年が離れている分、お互い余裕を持てる部分があるのかと思う」(神奈川・27歳女性/彼との年齢差・10歳)
これまでの彼とケンカしてきた経験や今の彼との相性もありそうですが、「一度もない」となるときっと年の差の影響もあるんでしょうね。年下の彼女を優しく見守る彼と、年上の彼をリスペクトする彼女……という構図が浮かんできます。
「同世代の男の子と話しているのに比べると、話題がまったく違う。彼氏はお笑いやテレビの話はほとんどしなくて、仕事に絡めて経済とか社会の話ばっかりしている。知らないことを興味深く話してくれるから、それでいいんですけど。でもたまに、若い子に迎合したような今風の言葉を使うことがあるんだけど、それが妙にずれているから、『それはオヤジくさい!』と指摘する」(東京・30歳女性/彼との年齢差・15歳)
年相応に見えることをしてもなんとも思われないものの、若者ぶると逆に老けて見えるようです。でも近くにそれを指摘してくれる若い子がいるので、いずれ正しい使い方をマスターできるかもしれません。
「彼の好きな女性芸能人がだいたい童顔なので、『ロリコン趣味の一環で私を選んだのか?』と日頃疑ってしまったり。これもやっぱり歳の差があるからなのかと」(東京・25歳女性/彼との年齢差・9歳)
同世代だったら「ふーん」くらいで済んでいた彼の童顔趣味も、なまじ年が離れているだけに「もしかしてロリコンだから!?」という疑いが芽生えてしまったようですね。彼が実際ロリコン趣味かは別にして、年の差カップルに生まれがちな疑惑と言えそうです。
「彼はよくタクシーに乗りたがるけど、それを見る度に『バブル世代だからなのかな』とか思ってしまう。バブル世代っていうと私からしたらよくわからない、遠い過去の時代だから、そう思ってしまう度に私と彼の違いを感じる」(埼玉・29歳女性/彼との年齢差・18歳)
万札をヒラヒラさせてタクシーを呼び止めていたという噂のバブル時代は、その後に生まれた世代にとっては伝説みたいなもの。18才の年齢差からくるギャップに、そんな時代からの影響を感じてしまうようです。
「休日は家でゴロゴロしようとして、アクティブなデートにあまり行きたがらず、重い腰を上げて出かけたとしても休憩をたくさん取りたがるようになった。付き合って5年になるけど、昔はそんなことなかったのと思うので、『やっぱり彼のほうが早く老化を迎えるんだ』という気はする」(東京・27歳女性/彼との年齢差・7歳)
このカップルの彼は34才ですから、まだまだ元気の盛りで老化というにはだいぶ早い気もしますが、オジサン化は進行している真っ最中と見ていいでしょう。5年もアクティブにデートしてきたので早めに体にガタがきたのかもしれません。
年齢を気にしたことはなくただ一人の男性として付き合っているという人もいれば、年の差からくる関係性も含めて好きになったという人もいると思います。たまにオジサンくさかったりするところも含めて、年上彼氏の頼りがいや包容力は、いつの時代も年下彼女にとって魅力的ですよね。
(藤井弘美+プレスラボ)初出 2015/3/23
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