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2013.03.06
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2013.03.06
筆者はかなり体型が太いほうなのですが、初対面の人によく「貫禄がありますね~」とか、「大人っぽいですね~」と言われます。面と向かって、「太ってますね~」とは言えないでしょうから、こういう表現になってしまうのは理解できます。
でも、本人的には「気を遣ってもらってるな~」とか「無理に言わなくていいのに…」とも感じるもの。こういうとき、ネガティブな言葉をポジティブに言い換える力があれば、関係を築く上でも役に立つかも。そこで、今回はネガティブ言葉の上手な言い換え方をリサーチしてみました。
「冬なのに素足にパンプス。パンツをロールアップしておしゃれぶってる人がいたので『すごい若い格好ですねー』と、こっそりディスりました(笑)。本当は『見ているだけで寒いよ!』って言いたかったです」(東京・29歳女性)
「知人が結婚式の披露宴なのに、網タイツと派手めのワンピースでキメてきました。どう見ても二次会の格好…。ドヤ顔でこっちに来たので『個性的だね』とだけ伝えました。マナーを知らなさすぎる!」(千葉・28歳女性)
さすがに面と向かって「ダサい!」とか「場違い!」とは言えません。そういう意味でも、ファッション関係ではこういった言葉が頻出しがち。特に「若い」、「個性的」というワードにはネガティブな意味が含まれているようですね。続いては、性格や言動に関するワード。
「友達に呼ばれて飲み会に行ったら、そのうちの一人が恋愛論や人生論を語ってきて、すっごいウザかったんです。皮肉の意味も込めて『○○さんて本とか出せそうですよね!』って言ってやりました。その一言に舞い上がってましたが、本人以外はみんな苦笑してました」(東京・26歳女性)
「『○○って本当、ムードメーカーだよね!』と言ったことがあります。大学のとき、すっごいデリカシーのない子がいて、その子の言葉で雰囲気が険悪になることもあったので…。悪い方のムードメーカーという意味です」(神奈川・23歳女性)
場の光景が浮かんできそうなリアルな声ですね。きっと、言われた本人はその意味に気付いていないんでしょうね。最後は仕事関係のエピソード。
「先日、営業に来た若手セールスマンの敬語も態度もなっていなかったので、『威勢があっていいねー』と伝えました。その後に『でも、威勢と失礼は別だからね』と帰らせました」(東京・32歳男性)
「Twitterで時事ネタへの独自の批評が止まらない友人。しかも、平日の昼でも1時間に一回は投稿しています。この前会ったとき『○って余裕あるよねー。羨ましいわー』と伝えたところ、まんざらでもない様子。本当は『どんだけ暇なんだよ! 仕事しろよ!』と言いたかった」(埼玉・25歳男性)
皆さん、うまいこと自分の気持ちを伝えていますね。ネガティブな言葉は言うほうも力がいるもの。うまく言い換えられれば、ストレスを溜めずにコミュニケーションの悪化も防げるかも!?
(船山壮太/verb)
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