ヒトメボ

男女コミュニケーションアドバイザー

植田愛美

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読了時間:約3分

 会心のデキの自撮り写真! でも、思ったほどコメントがつかない……。その一方で、自分ではイマイチだと思っているほうは褒められる。そんな経験はありませんか? せっかくの自撮り。どうせなら狙い通りの評価を得たいものですよね。「カメラを左手で持つようにすると上手くいくかもしれませんよ」とは男女コミュニケーションアドバイザーの植田愛美先生。それはどうしてでしょうか?

鏡の中の自分と実際の自分は逆!

「自撮り写真の評価が自分と他人とで異なってしまうのは、鏡の中の自分と実際の自分は逆だからです。ふだん見慣れている鏡に映る顔を基準に良く見せようとした写真の場合、他人にとってはぎこちない表情に見えてしまいます。自撮り写真を見てなんだか違和感があっても気にしないことですね。それが普通なんです」(植田愛美先生)

 つまり自分から見て良い顔をすればするほど不自然になってしまうんですね……。だったらこの際、何も考えずに無心で撮ったほうがいいかというと、そうではなく、より良く見せるためのコツはあるそう。

左右対称を意識!

「自分で自分の写真を見たときに違和感を覚える理由は、人の顔が多かれ少なかれ左右が非対称になっていてそれが目立ってしまうからでもあります。そして、人間に限らずほぼすべての生きものは、心身ともに健康である証であること、あるいは脳への負担が少ないこと(単純な形ほど早く情報処理できる)から、左右対称な顔を好ましい顔(美しい顔)として認識する傾向があるそうです。女性であれば、メイクなどで非対称を目立たせないようにするのは効果的ですね」(同)

 とはいえ、男性だとメイクはなかなか難しいですし、女性であってもすべてをメイクで修正するにも限界がありますよね?

そんなときは左側の顔だけを見せる!

「そうですね。真正面からの写真だとやはり非対称のすべてまではカバーできませんから、自撮り写真ではできるだけ片側の顔、それも“左側”を見せるようにするのが良いですよ。感性、直感、ひらめきをつかさどる右脳が顔の左側の動きに関係していることから、顔の左半分には感情が強く現れるという事例があるそうです。より感情表現が豊かな表情のほうが魅力的に見えますよね。アナウンサーの履歴書用の写真や、お見合い写真などはそうしたテクニックを利用しているそうです」(同)

 なるほど。それで自分撮りするときは「左手で撮る」のが良いんですね。多くの人が右利きですが、右利きの人は自撮りするときも右手で撮ることが多いと思います。でも、それだと顔の右側が写ってしまう……。もしかすると、そんなところにも自撮り写真のウケが悪い理由があったのかもしれませんね。

(黒澤真紀/コンセプト21)
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ライター

黒澤真紀

コンセプト21

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