ヒトメボ

恋愛コラムニスト

内埜さくら

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読了時間:約3分

 ふたりでデートしたり食事に出かけたりと、一通りカップルらしいことはやっているけど、付き合っているのかいないのか、なんだか微妙な関係…。「友達以上恋人未満」といえば聞こえはいいものの、彼女にするにはいまひとつ物足りないグレーゾーンの存在なのかも。これまでに1000人を超える女性の恋愛相談を聞いてきた、恋愛コラムニストの内埜さくらさんにお話を伺いました。

グレーゾーン扱いされる女性の特徴は?

「そもそもグレーゾーン扱いされる女性は、男性になにかと尽くしてしまう傾向が強いため、『何もしなくてもこの女は自分についてきてくれる』と男性に思わせてしまうことが多いです。実はこれが原因のひとつ。男性の恋愛心理は、例えば高いところのものを取ってあげたり、男性側が女性に何かしてあげたほうがその女性に対しての気持ちが高まります。しかしグレーゾーンの恋愛をしてしまう女性は、彼が何かしてあげるきっかけを奪ってしまっているのです」(内埜さん)

 がんばって与えているはずなのにかえって機会を奪っていることがあるんですね…。さらに、こんな共通点もあるのだとか。

「盲目的に占いを信じやすい女性もグレーゾーン扱いされないよう注意しましょう。占いに頼るのと同様、男性に頼ろうとするあまり、『本命にすると重そう』と思われてしまうこともありえます。それもグレーゾーンの関係を続けられてしまう理由のひとつになりえるのです」(同)

 寄りかかってしまいたくなる気持ちはもう少し我慢しないといけないようです。さて、曖昧な関係から脱却し晴れて彼女になるにはどうすれば?

やっぱりストレートがいちばん!

「“彼女になりたいけどなれない”なら、『わたしたちって付き合ってるの? 』と、今の関係性をストレートに聞いてしまうのがベスト。でも、それができない人が多いのは“彼女じゃない”と断定されるのを極端に怖がっているからなのです。もし結果的に『微妙…』と言われてしまったら、どうしたら彼女になれるのかを聞く。それが、グレーゾーンから抜け出すいちばんの近道なんですよ。また、その彼以外の男性とつき合う可能性があることを匂わせてみるのも◎。他の男の人と食事に行ったことなどを、悪びれずに報告すると好きな彼の心理をくすぐれますよ」(同)

 自分から行動を起こさなければ、なにも進展しないということですね。ところで、男性側はこうした状況を良しとしているのでしょうか?

グレーゾーン状態を続ける男性の本音は?

「大きく分けて2パターンあります。まずは、誰ともつき合わないフリーの立場で遊ぶだけの関係が好きな人。もうひとつは、過去の恋愛のトラウマがあって今は特定の恋人はいらないと考えている人の2つです。グレーゾーン状態のまま、相手の男性と肉体関係になってしまったら、そこから彼女になるのは相当難しいと考えたほうがいいかもしれません。彼にとって遊びたいときに遊んでくれる、都合のいい女になっている可能性が高いですからね。もし、相手が過去のトラウマを引きずってしまっている場合は、恋愛関係よりも信頼できる異性として認めてもらうのが大事です。いずれにしても、肉体関係を持っていなければ、そこから本命になるにはあと一押しだと思いますよ」(同)

 前者の男性はともかく、後者であれば希望はありそう。もう関係が進展してしまっている…という人は心配になるかもしれませんが、頻繁に会えるってことは少なからず相手も好意を持ってくれてるということですもんね。ここはひとつ、勇気を出してストレートに!

(冨手公嘉/verb)
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ライター

冨手公嘉

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