モテるけど付きあうと面倒!?

「料理男子」の生態を分析！

　料理ができる男性は女性にとって好印象に映ることが多いですよね。しかし、そんな料理男子を彼に持つ女性にとってはいいことばかりでもないようで…。「自分が料理してる最中に、横からクビをつっこんでくる」「手料理を食べさせても必ず一言文句を言われる」「料理は作るけど片付けは人任せ」など、正直面倒くさいと感じることも多いとか。料理下手な男性と比べて「料理男子」は、どんな性格の違いがあるのでしょうか？

「料理好き男子の一番大きな特徴は、こだわりが強い点です。というのも、男性は料理そのものを作品だと思っているからです。例えば男性は、女性に比べてプラモデル作りが好きな人が多いと思いますがそれと同じ。パーツや部品を1から自分で組み立てるように、料理も１から全部自分のルールで作らないと気が済みません。性格うんぬんではなく、男性はこだわりだしたら他人に手を加えられるのが嫌なのです。なので、彼に一度台所を任せたら、下手に手を出さない方が賢明ですね」（恋愛カウンセラー・渡辺香の子さん）

　なるほど。こだわりだしたら止まらなくなってしまうこと、僕にも経験あります（苦笑）。でも、完成するまでじーっと座って待っているのは女性としていかがなもの？ やっぱり料理を男性に振る舞うことは、女の子らしさをアピールする大事なポイントなのでは…？

「そんな時は、料理以外の部分で女性らしさを示せばOK。例えば、料理はできても片付けが苦手な男性は結構多いもの。そこで、洗い物などを率先して手伝ってあげれば、料理ができるのと同じくらい女子アピールになります。他にも、男性が料理を作っている間にテーブルクロスをキレイにしたり、料理に合ったお酒を用意するなども、気が利く女性を演出する上で非常に有効ですよ」（同）

　それなら女性としての立場もキープできるし、男性的にも「デキる女」に見えてポイント高いです！ さらに、料理男子と上手く付きあうコツは、“ホメて伸ばす”が効果的なんだとか。

「お互いが気持ちよく過ごすためには、彼がやりたがっていることを尊重することが大切。一緒に料理をつくるときも基本的に彼に全部作らせて、菜箸を取ったり、具材を切っておくなど、あくまで助手的な役割に徹したほうがいいですね。また、『どうやって食べるのが一番おいしいの？ 』『どうやって作るの？ 』など質問して、男性にうんちくを語らせるのも男性のプライドをくすぐります。さらに、男性は自分が他の人と違うということに喜びを感じますから、『こんなの初めて食べた』などと言ってオンリーワンを強調してあげるとなお良し！ 男性に花を持たせて、女性は陰で上手にコントロールする。これは料理だけの話ではなくて全ての男女間において円滑にコミュニケーションする秘訣ですよ」（同）

　女性と男性では、どうやら料理を作るスタンスに違いがあるようですね。彼が手料理を作ってくれたら、ひとまずホメ殺ししておけば機嫌が良くなること間違いナシ（笑）。もし料理男子に自分の手料理に口出しをされたら、イライラを抑えて「じゃあ今度は●●君に教えてもらおっかな」と甘えてみるといいかも。料理男子との付き合いは、女性のさじ加減が運命を握っているのかもしれません♪

(冨手公嘉/verb)