傷ついた心を癒す、失恋にまつわる3つの名言

　失恋……自分の身体の一部をもぎ取られてしまったような、つらい経験。やり場のない悲しみに打ちひしがれ、落ち込んでいるとき。ふと目にした言葉に、救われた経験がある人もいるかもしれません。失恋の心に効く、世界中の名言を集めてみました。

「しかたない」と自分に言い聞かせたいときに聞きたい名言

「二人の人間が愛し合えば、ハッピーエンドはあり得ない」――アーネスト・ヘミングウェイ（アメリカの小説家・詩人）

　著書『Death in the Afternoon』の中に記されていた言葉。彼自身3度の離婚経験のある人物ですが、もしかすると最愛だった人を失い落ち込んでいたときに、自分に言い聞かせていたのかもしれません。

失恋をポジティブに受け取れるようになる名言

「誰かを愛して誰かを失った人は、何も失っていない人よりも美しい」――映画「イルマーレ」より

　映画『イルマーレ』（イ・ヒョンスン監督）の中で、失恋に落ち込むヒロインに向けて、ポジティブな気持ちになれるよう贈られた言葉。一生懸命愛し抜いて、愛する人を失う切なさを経て一回り大きくなった人には、新しい魅力が身についているのかもしれません。つらい時期を耐え抜くために心に留めておきたい名言です。

次の恋に向かって前向きな気分になる名言

「失望に終わった恋は、次の恋に対するちょっとした免疫になる」――ウルスラ・アンドレス（アメリカの女優）

　ウルスラ・アンドレスは、セックスシンボルとして1960年代を中心に活躍した女優。ジェームス・ディーンやショーン・コネリー、デニス・ホッパー、ライアン・オニールなど数々の有名人とのスキャンダルが絶えなかった彼女ですが、経験した失恋も多様なものであったに違いありません。悲しみや心の痛みも、次の恋への免疫に変えてしまう……そんな強さを持った女性だったのでしょうね。

　はるか昔から歴史上の有名人たちも失恋に打ちひしがれ、数々の名言を生み出してきたようです。傷ついた心が癒されるもの、励まされ前向きになれるもの、愛について思わず考えさせられてしまうものなど、さまざまな名言がありました。みなさんの心に響くものは見つかりましたか？

(桜まゆみ＋プレスラボ)