ヒトメボ

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 「お金持ちと付き合いたい!」そんな願望を持ったことのある女性は多いと思います。ですが、実際に付き合った経験のある女性に聞いてみると、それなりの苦労があるようです。「お金持ちの彼氏を持って大変だったこと」についてを、経験者に聞いてみました。

ヤキモチばかりで疲れる

「ベンチャー企業経営者の元カレ。仕事と遊びのラインがあいまいで、心配が多かった。付き合いがとても多くて、アイドルやコンパニオンとの合コンも『接待』または『会食』の一環。お金を持っているだけで寄ってくる女性は多いし、ヤキモチばかりで疲れてしまいました」(29歳/芸能)

 バイタリティあふれる人が多い起業家男性。仕事も遊びも、全力投球。彼らをサポートするには、大きな器を持つことが必要です。

ご飯を一緒に食べる時間もない

「実業家だった元カレ。一緒に住んでいたけれど、毎日アポがびっしりで、ご飯を一緒に食べられる時間もほとんどなかった。分単位で動いていて、家にいるときは疲れて寝るだけ。いつもむなしくて。結婚も考えたけど、いつでも億単位の案件と社員を養うプレッシャーを抱えている彼とたわいない会話を楽しむ一家団欒など、夢のまた夢だった」(31歳/モデル)

 2人で過ごして満たされる気持ちや、一家団欒のあたたかさはお金では買えないもの。バランスって大切ですよね。

働く意味を見失う

「自分の仕事へのモチベーションが維持できなくなった。彼が生活のめんどうを見てくれるようになり、彼のカードを使い放題。贅沢なのはわかっているけれど、働く意味が見つからなくなって鬱っぽくなってしまった。お金のためだけに働いていたわけじゃなかったけれど、自分で一生懸命働いたお金の範囲で欲しいものを手に入れることって幸せなんだ、と知った」(29歳/食品)

 地道に働くことについてくる充実感は、お金とは別のところにあるもののよう。モノって、手に入れるまでの過程に価値があったりするんですよね。

対等な関係を築けない

「結婚していないのに養われてしまっていたので、対等な関係を築くのは難しかった。婚約していたものの破談になってしまったとき、別れ際、私は彼の誠意が欲しかったのに、数百万円を渡されて音信不通に。すごくショックでした」(28歳/CA)

 なんでもお金で済ませる姿勢には疑問ですが、お金持ち相手に対等にモノを言える女でいるには、女性側も何かを持っていないといけないですよね……。

釣り合う女性としてふるまわないといけない

「エリート街道まっしぐらの彼に、釣り合う女性としてふるまうのが大変でした。彼からも、服装とか、言葉遣い、教養のなさを注意されることが多かったです。彼の周りの男性が連れている奥さんや彼女もすごく美しく教養がある方ばかり。ごくごく平凡な私は、彼の周りの人に会うのがプレッシャーでした」(34歳/医療)

 お金を稼ぐ人はそれだけ能力も高く、相手に求めるものも自然と高くなるのかもしれません。ただ、自分が自分らしく居られなくなってしまっては、いつか息切れしてしまうもの。好きだから背伸びもしちゃうけれど、そのままの自分を受け入れてもらえる心地よさはやっぱりプライスレス。

 お金があれば自由になるかと思いきや、逆にお金があるしがらみに縛られてしまうことも。「お金持ちと付き合えば幸せ」なんて単純な図式は成り立たないようです。持っているモノの多さに関わらず、自分に合った居場所で、自分なりに幸せだと思える環境を作れる人が、本当の幸せ者なのかもしれませんね。

(桜まゆみ+プレスラボ)
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桜まゆみ+プレスラボ

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