「君はそういう人間じゃないだろ！」　彼の子どもっぽくて呆れてしまうところ

　一般的に女子のほうが心や体の成長が早く、思春期の頃には同級生の男子のことが幼く思えてしまうもの。そして、大人になった後でも、やっぱり同じように感じることがあるようです。ヒトメボの女性読者に、彼の「子どもっぽくて呆れてしまうところ」について聞いてみました。

「○○のはずだ」と思い込みが激しいところ

「私のことを『こういう人間のはずだ』と思い込んでいて、私がそれから外れた言動をすると、『君はそういう人間じゃないだろ！』と慌てだしたり、怒りだしたりする人がいました。心のキャパが狭い人なんだなぁと、内心半笑いしていました」（千葉・28歳女性）

　予想外のできごとに対応できないのは、精神的に大人になっていないから？

ハッキリした味の料理が好きなところ

「料理教室に通って、料理を頑張っているのですが、彼はトンカツやハンバーグのようなハッキリした味の料理が好きなこと。ちゃんと出汁を取って料理を作ってもあまり反応が良くありません……」（神奈川・34歳女性）

　これはある意味かわいいとも思えますが、頑張って作った手の込んだ料理を認められないのは寂しいですね。

エッチすることしか考えていないところ

「エッチすることしか考えていない、性欲の塊のような人と付き合ったことがあります。エッチは愛情表現のうちの一つだとは思うけど、思春期の男子ではないのだから、きちんとムードを作って、もっと大人なエッチをしてほしかったです」（東京・25歳女性）

　あまりにも性欲ムンムンで迫られると、自分はそれを満たすだけの存在と思えてきそうです。

武勇伝ばかり話すところ

「自分の仕事論や、学生時代のヤンチャ武勇伝ばかり話すとき。仕事論なんて、きっと自己啓発本に書いてある内容をそのまましゃべっているだけだと思うし、仕事以外の場であまり熱く仕事について語られると疲れてしまいます」（埼玉・24歳女性）

　男性は仕事ができるかどうかとヤンチャ武勇伝が、男性的な魅力を上げるものだと思っているのかもしれませんが、女性からすると口だけ男と思えてしまいそう。

飲食店で文句を言うところ

「一緒にご飯を食べたとき、その店の料理が期待外れで、彼が店員に文句を言ったことがありました。たくさんお客さんがいたので、他のお客さんまで不快な気持ちにさせてしまって、申し訳なくて私が店員さんに謝りました。自分の気持ちだけを優先させて、他の人の気持ちを考えられないというのは、子どもっぽいです」（埼玉・44歳女性）

　店員に対しての態度は、その人の器量の大きさがうかがえるもの。男性は女性に良い格好を見せようとしているのかもしれませんが、明らかに逆効果です。

　男性の中にはいつまでも子どもの心を持っていることをロマンと考えている人もいます。温かい気持ちになれる子どもっぽさなら素敵なのでしょうが、なかには今後の付き合いに悪影響を及ぼしそうなものも。そんな幼い彼と付き合っていくのは、妥協と忍耐が必要かもしれません。

(姫野ケイ+プレスラボ)

初出 2014/12/1