ヒトメボ

  • twitter
  • facebook
  • line
  • はてなブックマーク
  • コメント入力フォームに移動する
  • 評価フォームに移動する
読了時間:約4分

 長い交際の末に結婚を決意する人もいれば、別れを決意する人もいるもの。ヒトメボ読者に「交際が5年以上続いた経験はありますか?」とアンケート調査したところ、 回答してくれた139人のうち、44人が「ある」と回答。しかし、その中で現在その恋人と別れてしまった人が、33人という結果に。つまり、5年以上付き合った末に別れたカップルが全体の4分の3ということが明らかになりました。

 では、長年付き合っているカップルが、別れを決意する瞬間とはどのようなときなのでしょうか? 上記に該当する33人にさらにアンケートを実施し、回答から見えてきた3つの傾向を分析してみました!

1.結婚に対する価値観の相違に気づいたとき

「当時の彼女に『いつ親に挨拶してくれるの?』とせがまれたけど、自分に結婚する気がなかったので、挨拶に行かなかった。業を煮やした彼女から別れを切り出された」(京都・男性38歳)

「結婚に対する曖昧な態度。長く付き合えば付き合うほど、相手にとって私の存在は、『彼女でなく私物化したモノ』に変化していった。結婚を決意しないうえにそんな態度をとる彼が嫌になって、自分の存在意義を考え、別れを切り出した」(神奈川・女性33歳)

「年齢が35歳を超え、結婚して子供が欲しくなったが、相手が子供を欲しくなかったため上手くいきませんでした。彼が転職し県外へ行く際に、『養うことも責任をとることもできない』と言われたので別れました」(神奈川・女性38歳)

「そもそも結婚の意志がない者同士、楽だから付き合い始めました。でも、彼の兄が結婚する段取りになったら、『俺たちも…』と言ってきたから別れました」(福島・女性37歳)

 上記のように、カップルの片方に結婚への想いが強く、もう片方が、結婚に対して興味や関心がないという状態が続くと別れを決意するようです。

2.環境が変化したとき

「付き合っていた相手が数年ほど海外に出張に行くとなった際に、『自然消滅するようなことは嫌だから、今僕がここにいる間にはっきりさせておこう』と言われ、自分が相手にとって相応しいか自信が持てずにいたため別れることにしました」(福岡・女性25歳)

「婚約していたけど、妊娠がわかったら『キャリアの都合で今は産んでもらったら困る。別れてくれ』と言われた。じゃあなぜ婚約した? なぜ作ったんだ…(--;)」(静岡・女性29歳)

 仕事の都合でこれまでと違う環境に身を置くことになったり、妊娠で環境が変化しそうなタイミングで別れを選ぶカップルも多いようです。

3.長く付き合っても、結婚しようと思えなかったとき

「長く時間を共にしたにも関わらず、相手に成長が見られなかった。そのため、この人は結婚相手にふさわしくないと感じたので」(神奈川・女性25歳)

「惰性で付き合っていくことはできたけど、結婚相手として見られなかった」(福岡・男性25歳)

「この人と結婚したくないと思った。それが決め手です」(神奈川・女性32歳)

 一緒に居る期間が長くても、その相手との結婚生活や将来像が見えてこない。それが別れを決意する決定打となる可能性もあるようです。

 この他、マンネリしているときに浮気や暴力されて冷めるという回答もチラホラありました。また、アンケート結果から、『別れを切り出すのは、圧倒的に女性からの場合が多い』ということも明らかに。

 長く付き合っているカップルの皆さん、上記の3つの大きな理由に当てはまってはいませんか? もしあれば、その部分を改善していかないと別れの原因にもなりかねません。恋愛経験値の高い方々の体験談、是非今後の恋愛の参考にしたいものです。

(冨手公嘉/verb)
  • twitter
  • facebook
  • line
  • はてなブックマーク

評価

ハートをクリックして評価してね

評価する

コメント

性別

0/400

comments

すべて見る >

ライター

冨手公嘉

verb

あわせて読みたい