ヒトメボ

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 ここ最近は、婚活という言葉が定着しつつありますが、その裏ではなかなかいい出会いに恵まれず疲れてしまう「婚活疲れ」に陥っている人が急増しているそう。希望を持って合コンや結婚相談所などに通っているはずですが、具体的にはどんな疲れを感じているのでしょうか? 周囲の声を聞いてみました。

「毎月、新しい洋服を買ったり、男性が好きそうな話題を仕入れたりと、色々と努力していました。しかし、合コンや出会いの場でモテるのは結局かわいい子。がんばっても空しく、やるせなくなってきました」(32歳・女性)

「忙しい合間をぬって、合コンや出会いパーティーに行っています。が、まったく収穫なし。帰り道はいつも切ない気持ちでいっぱいです」(33歳・女性)

「先日行った出会いパーティーで、ある女性に出会いました。いい雰囲気だと思ったんですけど、年収の話になった途端に態度が変わってしまって。それ以来、自分の年収を言うのが怖くなってしまって、トラウマです」(36歳・男性)

「結局、何も得られずにおしまい、どこへ行こうと出会いなんてない! 」(26歳・男性)

「何度お見合いしても断られるし、もう自分は一生結婚できないと諦めてます」(40歳・男性)

 みなさん、それぞれに「婚活疲れ」の原因があるようですね。結局、がんばったにも関わらず、苦労が実らないことで諦めてしまっている人が多い様子。婚活疲れ該当者は30代以上が多そうですね…。それは、結婚相談所に登録している人の割合、意欲的に活動している人の中心が30代であることに比例していそう。また、多くの出会いがある婚活ならではの悩みも寄せられています。

「結婚相談所に登録すると色んな人に会えるので、どんどん理想が高くなっている気がします。ちょっといいと思っても『もっといい人がいるかも』と二の足を踏んでしまうんです」(36歳・女性)

「事前に職業や年収などの情報を相談所の方から聞きますし、写真も事前にチェックします。『この人いいかも』と思っても、実際に会うと期待外れなことが多いです。やっぱり、人って会ってみないと雰囲気とかわかんないですよね」(40歳・女性)

「こんなに異性と会っているのに、お付き合いが成立しないのは、きっと自分が悪いからなんだと考え込んでしまいます。いつも、相談所の方に励まされるのですが、それがまたつらい」(34歳・男性)

 もちろん、結婚相談所はカップルになる人も多いと思いますし、一概には言えませんが、婚活では自分を客観的に見られるメリットがある反面、「出会う数が多い分だけ理想が高くなり、逆に結婚が遠ざかる」という傾向があるようです。これは、短期間で多くの異性に出会う婚活ならではの悩みではないでしょうか。もしかするとこの悩みが、「婚活疲れ」のポイントになってしまっているのかもしれませんね。

(船山壮太/verb)
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ライター

船山壮太

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