ヒトメボ

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 女性のなかには、天然か養殖かはさておき、少なからず「ぶりっこ」がいるもの。少しくらい同性に嫌われたところで男ウケが良くなるのならメリットもありますが、肝心の男性からそれを「ぶりっこ」だと思われてしまっていては効果も半減してしまいますよね。ヒトメボの男性読者に「ぶりっこ」だと感じるNGな言動について聞いてみました。

男がいるとき声色が変わる

「さっきまで普通の声だったのに、男子が話しかけた途端、猫なで声になったクラスの女子を見て、怖いと思った」(東京・16歳)

「さっきまで普通だったのに、急に高い声になる」(神奈川・19歳)

「音読のときに普段喋る時より声が小さいやつ」(東京・13歳)

かわいらしい声を出すなら貫くこと、少なくとも変化を悟られないようにすべき、なんでしょう。それにしても音読ってかわいいですね。これはぶりっことも少し違うような?

わざとらしいボディタッチ

「自然ならいいんだけど…妙にわざとらしいボディタッチはたまにうざくなる。あと、肩とか腕じゃなくて、いきなり太ももにタッチされたときは引いた。普段から誰にでもやっているんだろうなって思った」(千葉・22歳)

「猫なで声で必要以上に目を見ながら話し、必要以上にボディタッチをすること」(大阪・22歳)

 猫なで声を出す以上、猫のように注意深くなでてあげなければ男性も逃げ出してしまうようです。とはいえ、自然だったり、適度だったりすればやっぱり嬉しいのかもしれません。

不自然な表情

「何か頼みごとがあるときだけ、うるうるした上目遣いをされるとイラッ。さらにアヒル口だったりすると、狙ってやっているのを確信しますね」(大阪・20歳)

「舌を出す[テヘペロ(・ω<)的な]わかっているのに、わからないようにする。自分は弱いと周りに思わせる」(東京・15歳)

 よほどの天然でもない限り、なかなかそうした表情やしぐさを自然にはできないですからね。さて、ぶりっこの言動って、それ自体は嫌いではなくて(むしろ好きだったりして)、わざとらしいところが問題なのかと思いきや、

自分のことを下の名前で呼ぶ

「会社の先輩に一人、20代後半なのに自分のことを下の名前で呼ぶ人がいる。飲み会で『〇〇はぁー、こういうのは食べれないんですぅ』と言っているのを聞いて、頭が悪そうだと思った。社会人なのに恥ずかしくないのか?」(東京・24歳)

 貫き通していてもダメなものはダメなようですね。しっかりした後輩からそんな目で見られていることを知ったらハッと我に返るかもしれません。「ら抜き」もぶりっこでやってたりして。

不思議ちゃんアピール

「『私って天然だから…』とか、『よく変わってるねって言われるんだけどぉ…』など、ほかの人と違って『個性的な自分』をアピールしてくるのがムカつく。『別に普通じゃない?』と返すと不満そうな態度をとるし。面倒なので、『へぇーすごいね』と適当に流してる」(福岡・18歳)

 どうしてほしいんでしょうね。「すごいね」で流せているということは、それで満足ということでしょうか。そもそも不思議ちゃんアピールって男性側にとってのメリットがないような気がします。

 正直なところ、男性も女性のぶりっこに気づいているのが意外でした! なんでも、「ぶりっこはかわいいからむしろ好き!」「好かれようと思ってぶりっこしてるってことだから、悪い気はしない」という声もあるようで、実のところ気づかないフリをしているだけなのかもしれないですね。

(池田香織/verb)
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ライター

池田香織

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