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2019.04.23
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子どものころ、おばあちゃんからお菓子をもらった経験がある人は少なくないはず。そしてときには、自分ならまず買わないようなお菓子や、あまり目にしない珍しいお菓子をもらうこともあったでしょう。今回は、「おばちゃんからもらったお菓子の思い出」をヒトメボ読者に聞いてみました。
「なんて名前なのか分からないけど、動物の形をしたビスケットの表面に緑やピンク色の砂糖がコーティングされているお菓子。おばあちゃんの家に行くといつもそのお菓子を出してくれて、自分はいつも緑色のビスケットを、弟はピンク色のを食べていた。砂糖の部分だけ前歯で削って食べたなぁ……」(大阪府・38歳男性)
ビスケットに着色したクリーム状の砂糖を付着させたもので、これを「ヨーチ加工」といいます。保育園でお菓子として出されていた地域もあるそうです。
「ビニールで包んである色とりどりのゼリー。かなりニチャニチャした食感だった。ばあちゃんに『ゼリー食べや』と言われたけど、ゼリーは容器に入っているものしか知らなかったので、『これホントにゼリーなのかな?』と思いながら食べていました」(東京都・35歳女性)
一般的なゼリーはゼラチンを使いますが、こちらは寒天を使ったもの。粘度が高く、かなり甘かったですよね。表面に砂糖を付着させてあるタイプもありました。
「おばあちゃんからもらったお菓子といえば『ボンタンアメ』です。いつも持っていて、会うたびにくれました。初めて食べたとき、オブラートをビニールだと思って取ろうとしておばちゃんに笑われたのを覚えています」(京都府・32歳女性)
駄菓子屋でもおなじみの『ボンタンアメ』ですが、おばあちゃんはいつも持っていたという人もいるようです。あめはオブラートで包んであってそのまま食べるのですが、回答にあるようにビニールだと思って剥がそうとする子どもも多かったですね。
「オールレーズンはいつもおばあちゃんがくれた思い出のお菓子。レーズンは体にいいからというのでいつも買ってくれた。私はあまりレーズンが好きでなかったけど、これはおいしいので喜んで食べていました。レーズンの部分だけどれだけきれいに残して食べられるか妹と競ったりもしました」(山形県・36歳女男性)
オールレーズンは東ハトから出ているクッキーです。しっとりと軟らかく、レーズンを包んでいるのが特徴で、子どものころ好きだった人も多いでしょう。たまにある他よりもちょっと分厚いものも子どもは喜びましたよね。
「おばあちゃんの家に行くと、いつも居間のお菓子入れに『鈴カステラ』があった。他にはカキとかミカンしかなかったのでそればっかり食べていた。帰るときも袋入りの『鈴カステラ』を持たせてくれて、子どもながらにどれだけ買っているのか不思議だった」(愛知県・33歳男性)
鈴の形をしたカステラ。ポピュラーなお菓子ですがなぜかおばあちゃんがよくくれましたよね。表面に砂糖がまぶしてあるので、ひと口でうまく食べないと砂糖がぽろぽろとこぼれたものです。
「田舎の祖父母の家に行くたびに『味ごのみ』をくれた。今思えば祖父がお酒好きだったのでおつまみ用だったのかもしれない。いろんな種類のおかきが入っていて好きだったけど、小魚は苦手でした」(千葉県・34歳男性)
『味ごのみ』は「大人のお菓子」というイメージあって憧れましたよね。一つの袋に何種類かのお菓子が入っていますが、人によって好むお菓子がちがうのが面白いところ。ただ、小魚は残されることが多かったのでは!?
「いつ遊びに行っても『蕎麦ぼうろ』があった。硬くてガリガリだったので、端から少しずつ削るように食べていました。当時は『蕎麦ぼうろ』という名前を知らなかったので、くるくると呼んでいました」(北海道・33歳女性)
『蕎麦ぼうろ』はいろんな形のものがありますが、花びらの形をした、真ん中に穴の空いているものがおなじみでしょう。回答にもあるようにかなり硬く、子どもが食べるのには難儀することもありました。牛乳に浸して食べていたという人もいるかもしれません。
今回挙げたお菓子はいずれも今でも手に入るものですから、この機会に食べてみてはいかがでしょうか? おばあちゃんとの思い出がよみがえるかもしれませんよ。
(中田ボンベ@dcp)
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