普段読まない雑誌に手を出す… ジャンプが

土曜日発売のときに起こりがちなこと

少年ジャンプは通常月曜日発売ですが、休日・祝日の都合で発売日が土曜日になることがあります。『少年ジャンプ』を基準に動いている人たちは、発売日がずれると行動様式が乱れるもの。言い過ぎかもしれませんが、発売日のずれが日本人に及ぼす影響は絶大です。「ジャンプが土曜日に発売されるときに起こりがちなこと」についてヒトメボ読者に聞いてみました。

月曜日が寂しい

「ジャンプの発売されない月曜日は何かが足りない感じ。コンビニに寄る必要もないんだと寂しくなる」(東京都：31歳男性)

「月曜日は少年ジャンプというのが習慣になっているので、ないと寂しい。会社に行きたくなくなる」(東京都：34歳男性)

「月曜日はジャンプ」と習慣になっている人にとっては、『週刊少年ジャンプ』の発売が一週間のリズムを作っているのかもしれませんね。ジャンプが発売されないとそのリズムが崩れ、寂しい気持ちになってしまうようです。中には会社に行く意欲を失うほどの人も。

掲示板を見てしまう

「発売日がずれたことに気付かず、うっかり2ちゃんねるなどに書き込まれたネタバレを見てしまった。『見なきゃ良かった……』」(埼玉県：33歳男性)

「まとめサイトのあらすじを見てしまい、『しまった！』となる」(東京都：30歳男性)

発売日が土曜日に前倒しされたのに気付かず、油断しているとありがちです。「ジャンプの発売は明後日だ」なんて思って土曜日にネットを見ていると……ネタバレの書き込みを目にしてしまうのです。

元気がなくなる

「ジャンプの漫画から元気をもらっているので、ジャンプが出ない月曜日は会社でも元気がない」(東京都：33歳男性)

「ジャンプが読めない月曜日は出社してもやる気が出ない」(大阪府：31歳男性)

『週刊少年ジャンプ』のモットーは「勝利・友情・努力」だそうですので、連載漫画を読むことで元気が出るのもうなずけます。逆に、読めないと元気が出ないわけです。少年ジャンプの発売日は週のアタマ。週のアタマから元気がないのは困りますね。

普段読まない雑誌に手を出す

「ジャンプの代わりに普段読まないような雑誌を手に取る」(東京都：30歳男性)

「ジャンプが出ないので、仕方なく『スピリッツ』とか他の雑誌を読む」(東京都：31歳男性)

休日・祝日の関係で少年ジャンプの発売日がずれた場合は、他の漫画雑誌も一緒にずれている可能性が高いのですが……。漫画雑誌でなくても代わりになるものなら何でもいい、という気持ちなのでしょうね。

話題が1個減る

「月曜日の話題が確実に1個減ります」(東京都：32歳女性)

「ジャンプを読んでいる友達と話すことがなくなる」(東京都：31歳女性)

少数でしたが、このような「月曜日にジャンプが発売されないと、その日友達と話すネタが一つ減ってしまう」という意見もありました。男女比では女性から多く寄せられています。『週刊少年ジャンプ』は近年女性読者が増えていることでも知られますが、友達と一緒に連載漫画を楽しみにしている女性は多いようです。

『週刊少年ジャンプ』は世界一発行部数の多い漫画雑誌ですからその影響力もむべなるかなというところでしょう。くれぐれも発売日の確認を怠らないようにしたほうがよさそうですね。

(有岡ドーフン)