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2018.12.20
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2018.12.20
中学生の頃「不良」や「ワル」に憧れを抱いていたものの、短ランや長ランといった変形学生服を着る勇気はなかった男性の中には、学生服の裏ボタンを交換して(チェンジボタン)、「ちょっとした不良気分」を味わっていた人も多いでしょう。今回は、この「裏ボタン」の思い出をヒトメボ読者に聞いてみました。
「みんな雑誌の不良グッズ通販広告を見て買っていた」(大阪府・34歳男性)
「普通にお店で売っていなかったので、裏ボタンを買うときは必ず通販だった」(長野県・31歳男性)
都会には専門店があったかもしれませんが、地方だと通販でしか買えませんでしたね。友人が注文するときに一緒に頼んでもらったりもしました。
「学生服に最初から付いているプラスチックの留め具を外す際に、爪を折ってしまうことがあった」(京都府・36歳男性)
「留め具がプラ製だったので外す際に爪が折れた。スペアもどこにあるか分からず、仕方なく購買で注文したのを覚えています」(埼玉県・30歳男性)
留め具は樹脂製なので強引に取ろうとすると折れることがありました。留め具だけでなく裏ボタンの金属の爪も、何かの拍子に曲がったりしました。
「学生服をハンガーに掛けようとした母親に見つかり、めちゃくちゃ怒られた。すぐに元の留め具に変えられた」(千葉県・37歳男性)
「買った裏ボタンが家に届いたときに親が包みを開けてバレた。『なんでこんなの買ったの!』と母親に怒られ、没収されてしまった」(岡山県・29歳男性)
裏ボタンだからバレないと思っていても、意外とあっさりバレるものです。筆者は通販で買った際はばれないよう、届け先を祖父母の家にするという裏工作をしていました(笑)。
「裏ボタンをチェーンでつないだものがあってかっこよかったけど、何かにつけて引っ掛かった」(山形県・33歳男性)
「チェーンは、学生服を脱ぐときによく指が引っかかった。そのたびに輪の部分が曲がって自分でペンチで直したりした」(新潟県・36歳男性)
チェーン付きの裏ボタンもありましたね! チェーンありのほうがより「ワル」な感じが出てかっこよかったです。
「新しい裏ボタンを買ったからと、先輩からお古の裏ボタンをいっぱいもらったことがある」(東京都・38歳男性)
「ちょっとワルな先輩と仲が良くて、使わなくなった裏ボタンをもらった。自分もその裏ボタンを後輩にあげたりして、代々継承するみたいな流れになってしまった」(兵庫県・37歳男性)
先輩からもらったり、クラスメイトからもらったりすることもありましたね。お互いに交換することもありましたし、コレクションアイテムとしても楽しめました。
もちろん校則違反でしたが、裏ボタンを変えたり、襟のカラーを外したりするのは、本物の不良だけでなく、ワルに憧れる普通の学生にとっても、ちょっとした不良気分が味わえる学生服の着こなしでしたね。同じように学生時代に裏ボタンを交換していた人は、どんな思い出がありますか?
画像提供:学生ショップ一番街
(中田ボンベ@dcp)
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