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2018.11.11
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2018.11.11
子どもの頃、ラムネ瓶のビー玉を取り出そうとやっきになったことはありませんか?蓋も硬いし飲み口も狭いし、どう考えても取り出せる設計になっていないからこそ、逆にビー玉への執着が強まった人は少なくないはず。ラムネ瓶のビー玉を取り出そうと苦戦した思い出について、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「瓶はガラス製ということにヒントを得て、『ガラスなら温めればどうにかなるんじゃないか』という結論に至りました。瓶の口付近をガスコンロで炙ってみたものの、瓶に思っていたような変化はなくて……でもやり遂げた感はありました」(岡山・38歳男性)
ガラスの特性を熱で変形させようとしたのでしょうか……。着眼点は良さそうですが、家庭用のガスコンロの火力では力が及ばなかったようです。笑
「友達と瓶を吸ったり吹いたりして、ビー玉を取ろうとしていたみたいです。あの頃はきっと取れそうな気がしたんでしょう。異様な盛り上がり方も信じられません」(奈良・43歳男性)
あり得ない方法を試してしまうのも少年時代ならでは。吹いたときどんな音がしたんでしょうか。
「『ビー玉は外から入れたものだから絶対に取れる』と信じて、知恵の輪をほどくときのように動かせばどうにか取れないものか長いこと真剣に瓶を傾けていました。途中で薄々『これは取れないな』と気づいたような気もしますがそれでもなぜか瓶を動かし続けたと思います」(福島・39歳男性)
やっているうちにビー玉を取るという本来の目的から逸れてしまったのでしょうか。確かビー玉を瓶の中で行ったりきたりさせるのは、ゲームのようで楽しそうですが……。
「ラムネのビー玉を持っている友達がいて、自分も欲しくなりつい割ってしまいました。もちろん色んな思いつく方法は試しました。でも何をどうやっても取れないんですよね。金槌で割ったときはものすごくいけないようなことをしている気持ちになって……結果ビー玉は取れましたが負けた感じが半端なかったです」(東京・37歳男性)
割ってしまうと瓶が回収できなくなりますし、ベストな方法ではありませんが「どうしても」という衝動を抑えきれなかった方もいるようです。
「おばあちゃんが『取れないものは油なんかで滑りをよくしなさい』と言っていたことを思い出し、瓶にサラダ油を垂らしてみました。もちろんつるっと出てくるようなことはなかったですがあのときの素直が懐かしいです」(長野・41歳男性)
油の他、洗剤を使用した方もいるようです。瓶もビー玉もどちらもガラスですので物理的に無理でしたが「滑りをよくする」という気持ちはわかります。
どれも全力でありながら、取れそうもない手法は少年の無邪気さがありますね。ビー玉をどうにかして取ってやろう思わなくなったとき「大人になった」と感じるのかもしれません。みなさんはラムネのビー玉を今も取りますか?
(ドリームかな)
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