ヒトメボ

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バトル漫画において「敵が仲間になる」という展開は、ストーリーを盛り上げるためにも必要不可欠です。ただ、読者もさまざまな作品を読んで鍛えられていますから、作中で実際に味方になるよりも先に「あ、こいつ仲間になるキャラだ」と分かることもありました。今回は、そうした「味方になるとすぐに分かったジャンプ漫画のキャラクター」を、ヒトメボ読者に聞いてみました。

飛影(『幽☆遊☆白書』)

「飛影は蔵馬と一緒に登場した瞬間に次の仲間キャラだと思った」(東京都・36歳男性)

「蔵馬と並んで飛影は明らかにやられ役のデザインじゃなかったし、味方になるとすぐ分かった」(千葉県・35歳女性)

格好いい外見とクールな性格は初登場時から健在でしたから、その時点で仲間になると予見していた人は多いでしょう。ただ、当時の漫画界全体でトップクラスの人気を誇るキャラクターになると予想できていた人はあまりいなかったかもしれませんね。

ベジータ(『DRAGON BALL』)

「強敵が仲間になるパターンは多いので、ベジータが東の都に降り立った段階で仲間になると思っていました。その後、悟空が見逃した時点で確信しましたね」(東京都・41歳男性)

「ピッコロの例もあったからベジータは仲間になるだろうなと思っていた。ナッパはさすがに無理だろうと思っていたし、実際無理だったけど……」(埼玉県・39歳男性)

確かにピッコロ(マジュニア)の例もありましたから、悟空と因縁のあるベジータが仲間になるのは分かりやすかったかもしれませんね。もしナッパが仲間になったら、天津飯などZ戦士と相当ギスギスしたでしょう。

ヒュンケル(『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』)

「ヒュンケルは『元アバンの使徒』の時点で仲間になると思っていた」(東京都・37歳男性)

「格好良かったので、ヒュンケルは個人的に絶対に仲間になってほしかった」(茨城県・39歳女性)

主人公の兄弟子でしたし、パーティーに足りなかった「クールな美形キャラ」でしたので、多くの読者が仲間になると確信したでしょう。ただ、敵としてヒロインの祖国を滅ぼした過去があるので、「本当に仲間になっていいのか」と複雑な心境になった人もいましたね。

バッファローマン(『キン肉マン』)

「バッファローマン。登場した悪魔超人の中で一番格好良く、意外と義理堅い性格だったから」(岐阜県・45歳男性)

「ロビンマスクやウォーズマンよりも正義超人っぽい見た目だったから、バッファローマンは仲間になると思った」(東京都・44歳男性)

バッファローマンはハリケーンミキサーでミート君をバラバラにするなど、登場初期から悪魔超人らしさ全開でした。ただ、その格好いい外見や義理堅い性格から、仲間になると思った人が多いようです。実際に「正義の心」を持っていましたしね。

ポルナレフ(『ジョジョの奇妙な冒険』)

「花京院パターンでポルナレフも絶対に仲間になると思いました」(福井県・38歳男性)

「ポルナレフはスタンドが格好良かったので、倒されて終わりのキャラじゃないと思った」(東京都・37歳男性)

DIOに肉の芽を植え付けられ、刺客として承太郎たちに襲いかかりますが、肉の芽から解放された後に仲間になりました。同じように刺客だった花京院もこのパターンで仲間になりましたし、スタンドが他の刺客よりも「スタイリッシュ」だったのも仲間になると予想しやすかった要因かもしれません。

明らかに他の敵よりも格好いい外見だったり、敵に洗脳されていたりするなど、「仲間になるフラグがある敵」は見分けやすかったですよね。みなさんはどんな展開のときに、敵キャラが味方になりそうだと判断しましたか?

(中田ボンベ@dcp)
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中田ボンベ@dcp

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