ランニングよりハードルが低いはずの

ウォーキングが続かない理由

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2018.11.01

健康診断で引っかかった、お気に入りのスカートが履けなくなった、ズボンのファスナーが上がらない……。体重を落とすために、何か運動をしようと考えたことがある人は少なくないはず。しかし、そこでランニングよりもハードルが低そうなウォーキングを始めたものの、続かなかったという人もいるようです。ランニングの代替手段としてのウォーキングが続かなかった理由について、ヒトメボ読者に聞いてみました。

飲食店の匂いに負ける

「夜9時過ぎ、自宅近くの飲食店街を歩いていたら焼肉屋から肉の焼ける美味そうな匂い、軒を連ねた居酒屋から焼き魚やモツ煮の匂いがしてきて胃袋を刺激されてしまいました。ウォーキングだから飲食店街を通り過ぎるのにも時間がかかるし……。結局、家に帰って来て嗅いだ匂いをオカズに白飯をドカ食い。ウォーキングまるで意味ナシ」（東京都 35歳 男性）

ウォーキングの速度では、誘惑を受ける時間が長くなりすぎるようです。しかし、焼肉屋さんから漂う美味しそうな匂いは反則級ですよね。減量なんてどうでも良くなっちゃう位の破壊力があります。

躍動感がない

「ランニングと違ってスピードが遅いから行ける範囲が狭いし、バスケやバレーみたいに試合とかじゃないから勝ち負けもないし、基本同じ道を単調にただひたすら歩くだけだから、ワクワクしない。話し相手もなく1人で歩いているせいか悶々とする。一言で言うとつまらない感じ」（静岡県 28歳 女性）

単調さが苦手な人や、変化を求める人にとっては、ウォーキングは面白みに欠けてしまうのかもしれません。

コンビニに入ってしまう

「夜、歩いているとコンビニの明かりが恋しくなって入ってしまいます。コンビニの店内でも歩いてるからウォーキングになってるって理屈ですね（笑）。何も買わずに出てくるのもあれだからと肉まんを買って帰るので、カロリーはかなりプラスです」（神奈川県 42歳 男性）

歩いているからコンビニの中でもウォーキングは続いている、という言い訳は、ウォーキングだからこそ使えるもの……。歩くという日常の動作であることが仇になりました。

格好がダサい

「ランニングほど大袈裟じゃないからわざわざウェアを買うまでもないと思い、家にあったジャージでウォーキングしてみましたが、道行くランナーのようにカッコよくないし、全然モチベーションも上がらず挫折してしまいました」（静岡県 女性 32歳）

「俺は灰色の上下スウェットでウォーキング、片や途中で遭遇した営業マン風のイケメン集団はビジネススーツをビシッと着て仲間と飲み歩き。自分が情けなくなる」（福岡県 男性 39歳）

自分は着膨れてウォーキングしているのに、街にいる人たちはカッコイイ格好でデートor飲み歩き。この差は何なの！？ と思ってしまいますよね。

達成感がない

「基本的に歩いてるだけで、激しい運動をしてゼーハーゼーハーしてないから、ハッキリ言って運動した感はなかったです。そのせいか、いつの間にか飽きてやめてしまいました」（群馬県 女性 34歳）

「俺、やってやったぜ！ とか、俺、滅茶苦茶頑張った！ みたいなのがウォーキングには無い。5キロ歩いてもカロリー大して消費してないから達成感も無い」（埼玉県 44歳 男性）

体重50キロの人が1時間（約5キロ）のウォーキングで消費するカロリーはおよそ210キロカロリーで、これはご飯を軽く一杯分（120g）のカロリーに相当するそうです。5キロも歩いてるのに、ご飯軽く一杯分しか消費してないの！？ と思うと、続かないのも無理ないのでしょうか……。

ランニングは大変そうだから……とウォーキングを始めた人たちがぶつかる壁の中には、ランニングならむしろ問題にならなかったのでは？ というものもあるようです。どちらにも一長一短はありますが、ランニングの負担に身体が耐えられるのなら、最初から潔くランニングを始めたほうが良かったのかもしれませんね……。

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