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2018.10.18
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2018.10.18
'96年に『ポケットモンスター赤・緑』が発売されて以来、多くの人を夢中にさせてきた『ポケモン』。彼に勧められて始めたという女性もいるでしょうが、時には純粋に楽しめない場合もあるようです。今回は「彼に勧められたポケモンを楽しめなかった理由」について、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「私がポッチャマ、彼氏がヒコザルを選んでスタート。通信ができるようになったらすぐに交換を持ち掛けられた。何かと思ったら『その方が効率良く図鑑が埋まるから』と言われ、ポケモン図鑑を埋めるのに利用されていると気が付いた」(埼玉県/30歳女性)
「どれか1匹しか仲間にできないポケモンが出ると、彼氏は必ず自分が選ばなかった方を私に取らせて、すぐに通信交換で自分のポケモンにして図鑑を埋めていた。私に選ぶ権利はないのかと思った」(兵庫県/36歳女性)
1度のプレイで全種類のポケモンをゲットできないのが『ポケモン』のお約束です。そのため、彼女を利用して効率良く図鑑を完成させようとする男性もいるようですが、利用された彼女の方は複雑な気持ちのようです。
「自分がゲットしたいポケモンの出現場所などをすぐに私に聞いてきた。自分でも簡単に調べられるのに、私が調べないといけなくて面倒くさかった」(愛知県/42歳女性)
「彼氏がジムのタイプや出てくるポケモンなど、分からないことをいちいち私に尋ねた。その割には私が聞くと『分からない、自分で調べて』だった」(東京都/32歳女性)
彼にすれば悪気はないのかもしれませんが、「聞けば教えるのが当然」という態度だと彼女は面白くないでしょう。便利に使われていると思うとゲームを続けるモチベーションも下がりますよね。
「能力が高いポケモンを手に入れるための『タマゴ産み』を手伝わされた。彼氏のポケモンの生産は実質私が担当していた」(宮崎県/40歳女性)
「対戦用のポケモンを作る手伝いをさせられていた。能力値を割り振ったポケモンのレベル上げは私の担当。副産物のポケモンをくれたけど、私が好きなかわいいポケモンだったことはほとんどない」(福島県/34歳女性)
友達との対戦に備え、強いポケモンを育成するために『タマゴ産み』やレベル上げなどの単純作業を彼女に手伝わせる彼もいるようです。しかし、作業を押し付けられた女性にとっては、ゲームを楽しんでいるとはいえないかもしれません。
「彼氏が男友達と対戦するとかで、しょっちゅう練習に付き合わされていた。その友達が使うようなポケモンを私も用意しなければならなかった」(福岡県/31歳女性)
「負けるとすねるので、最後はうまく勝たせてあげないといけなかった。なんだか接待しているみたいで楽しめなかった」(京都府/28歳女性)
友達との対戦で勝利するのは気持ちがいいですが、そのための練習に彼女を付き合わせる男性もいます。勝負なので彼女が勝つ場合もあるでしょうが、負けて機嫌を損ねるような彼では彼女も複雑な気持ちになりそうです。
「彼氏のポケモンボックスが一杯になってしまって、私の空きスペースに一時預かることに。そのスペースは自分で好きに使えなくなるし、うまく利用されているみたいだった」(北海道/27歳女性)
「彼氏がポケモンの厳選をするのに同じポケモンを捕まえまくって、私のROMにまで預からないといけなくなった。交換するためのポケモンも捕まえないといけなくて、とても面倒だった」(滋賀県/38歳女性)
予備のポケモンボックスや通信交換用に複数のソフトを持つ人もいます。予備ソフトのことを「サブROM」といいますが、このような用途で彼女のソフトを利用する彼もいるようです。預かったポケモンはソフトの容量を圧迫するので、軽い気持ちで引き受けると自分の楽しみ方を妨げることになりがちです。
一緒に楽しもうという善意から勧められたのかと思ったら、実は都合よく利用されていただけだった……という経験がある人もいるようです。しかし、『ポケモン』が年齢・性別に関係なく楽しめるゲームであることは確かなので、ぜひ自分の好きなように遊んでみてはいかがでしょうか。
(藤野晶@dcp)
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