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昔に比べると、ドラマの撮影に使われるセットは随分リアルになりました。しかし、それでもときには現実味に欠けたり、矛盾しているように感じたりする部屋を目にすることも。セットだとわかっていても違和感を覚えてしまったドラマの中の部屋について、ヒトメボ読者に聞いてみました。

猫足バスタブ

「ドラマとかで普通の賃貸っぽいマンションに住んでいる主人公が猫足バスタブのお風呂に入っていると『なんで?』って思う。デザイナーズマンションとかでもあんまり設置されている部屋を見かけない」(神奈川・32歳女性)

普通のユニットバスでは画面に趣が出ないせいでしょうか。浴室のシーンがある場合、なぜかお風呂だけ広いマンションやアパートもドラマの中ではよく見かけます。

巨大な本棚

「本棚がある家は少なくないと思うけど、天井まで届くような背の高い本棚が部屋の壁に沿って一面に置かれているような家は珍しいんじゃないかと思います。本が好きなのでちょっと羨ましいけど、地震が起こったら床が抜けそうで怖いですよね」(鹿児島・28歳男性)

ドラマに出てくる書斎には大量の本が置かれていることが多いですよね。本好きにはたまらない空間に見えますが、本が雪崩れる危険もあるので、あまり現実的ではないようです。

クローゼットのない部屋

「ドラマの主人公って毎回違う格好をしていて、絶対大量に服を持っているはずなのに、明らかに間取りにクローゼットだと思われる場所がない部屋に住んでいることがあって、違和感がすごいです。特に和室住みのキャラだと押し入れの中には布団が入っていたりして、『服はどこにしまっているの!?』と毎回取り乱します(笑)」(神奈川・24歳女性)

備え付けのクローゼットがある部屋だと、物を配置できる壁際のスペースが減ってしまうからでしょうか。一人暮らしの部屋や子ども部屋のようなごちゃごちゃした雰囲気のセットだと特に、クローゼットらしき扉がないことも少なくないですよね。

4人がけテーブル

「特に広くもない一人暮らしの女の人の部屋に4人がけテーブルと4脚の椅子があるのを見て、どういうキャラ設定なんだろうと思った。頻繁に人を家に招待しているようなタイプには見えなかったからなんだかちぐはぐだなと感じたけど、一般的な一人暮らしの部屋のダイニングテーブルは4人がけなんだろうか」(京都・30歳男性)

一人暮らしで恋人もいないはずなのに、複数人で生活している気配のある部屋に住んでいる登場人物っていますよね。もしかしたら、画面に映されていないだけで、毎週末は友人たちを呼んで盛大なパーティーを開いているのかもしれませんが……。

どこにもタオルのないキッチン

「ものすごくオシャレなシステムキッチンにタオルが一切かかっていないと、どうして? と思います。そしてそんなキッチンを使っている登場人物は大抵エプロンのポケットにタオルを入れたりもしていないので、この人はどこで手を拭くんだろう……と気になって仕方ないです」(長野・35歳女性)

見えないところにハンドドライヤーが置いてある……わけもないので、たしかにどうやって手を拭いているのか疑問です。ドラマのセットの中の綺麗でオシャレな部屋は素敵ですが、実際に生活しようとすると不便がたくさん出てきそうですね。

映像作品である以上画面のバランスも重要なので、リアリティだけにこだわるといいものは作れないのもたしかですが……。みなさんには、自分でも細かいと思うけどドラマを観ていると気になってしまう……というセットの矛盾、ありますか?

(ヒトメボ編集部)
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