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2018.09.16
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2018.09.16
スマホのカメラやデジカメを使えば簡単にきれいな写真を撮ることができるにもかかわらず、近年再びブームになっているのがレンズ付きフィルム。旅行などの際に「写ルンです」を持って行ったという人も少なくないのでは? デジタルカメラではなく、あえて「写ルンです」で撮影する被写体について、10〜20代のヒトメボ読者に聞いてみました。
「友達同士で写真を撮り合うのが楽しい! 撮り直しができないドキドキ感もいいし、仕上がりのざらついた感じも好き」(東京・22歳女性)
「友達と向かい合って撮影し合うと、雰囲気のある写真が撮れました」(京都・19歳女性)
「暴れまわる友達を撮影。現像してみたらめっちゃブレてて笑いました」(愛知・19歳男性)
「暗いところで友達を撮影したら、フラッシュの具合で恐怖写真みたいになってしまいました。写真としては失敗だけど、想い出としては最高でした」(北海道・21歳女性)
「写ルンです」が人気であるポイントのひとつは、現像するまでどんな仕上がりになるか分からないところ。友達と一緒なら、そのワクワク感も共有できます。手ブレやピンぼけといった失敗もまた一興ですよね。
「おじいちゃんとかおばあちゃんを被写体にすると、一気に昔の写真みたいな、レトロ感が出る。撮ったのはつい最近なのに、なぜか温かみのある優しい印象になるのもいい」(大阪・18歳女性)
「おばあちゃんの家に行ったときに写ルンですを使ったら、いつも以上にレトロな写真が撮れた」(東京・23歳女性)
「台所にいるおばあちゃんを被写体にすると、昭和のホームドラマみたいな写真になって笑った」(千葉・20歳男性)
細部まではっきりと写るデジタルカメラと違い、「写ルンです」で撮った写真は独特の質感をもった、どことなく懐かしい仕上がりになります。おじいちゃんやおばあちゃんを被写体にすることで、雰囲気のある芸術性の高い写真が撮れるかも?
「ハウステンボスに行ったときに写ルンですで写真を撮ってみたら、スマホで撮ったものより何とも言えずエモい仕上がりになってよかった。画像の加工じゃ作れない出来になるから、『写ルンです』が必需品になりつつある!」(福岡・21歳女性)
「遊園地のパンダの乗り物を撮ったら、さびれた遊園地の物悲しいパンダみたいな写真になった」(和歌山・20歳男性)
デジカメやスマホで撮れば、明るく躍動感のある写真が撮れるアミューズメントパーク。しかし、「写ルンです」で撮影すると、不思議とどことなく憂いのある仕上がりに。エモい写真を撮ってみたいけれど、何を撮ったらいいか分からないという人はアミューズメントパークへGO!
「鮮やかな色の花を撮影すると、フォトショで加工したプロの写真っぽくなる」(埼玉・25歳女性)
「ひまわり畑で彼女を撮影したら、美人度2割増しだった」(東京・24歳男性)
ザラザラした質感や柔らかい雰囲気のある写真が撮れるだけでなく、ビビットカラーが映えるのも「写ルンです」の特徴です。花のように鮮やかな色のモノを被写体にすると、テレビなどで見るバブル時代の写真のようなレトロ感が出ますよね。
「シャッターが下りているお店や八百屋を撮るとエモすぎる。1枚撮ったあとにジージーとフィルムを巻く感覚もたまらない!」(東京・19歳女性)
「近所にある家具屋を撮った。今から20年前の写真です! と言ってもバレないような仕上がりになって面白いなと思いました」(北海道・23歳女性)
いつもの街並みをファインダー越しに覗くだけで、まるでタイムスリップしたような写真が撮れるのも「写ルンです」の魅力。フィルムを巻くときの指先に伝わる感覚も、デジカメやスマホでは体験できないものですよね。
デジタルカメラやスマホのカメラを使うことで簡単に撮り直しできる写真ですが、使い切りカメラが主流の時代には、1回1回が真剣勝負でした。再び見直されている、「写ルンです」による一期一会の写真。あなたならどんなものを被写体にしますか?
(三柴千果/雨輝)
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