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2018.09.09
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2018.09.09
男性諸氏に質問です。奥さんや同棲している彼女はロングヘアですか? ショートカットですか? 女性の髪の長さによって年間の支出が大きく変わるかもしれませんよ。今回は、ファイナンシャルプランナーの志岐茂信さんの試算をもとに、ロングヘアとショートカットの彼女で1年間にどれくらい出費が変わるのかを見てみましょう。
まずは美容院代を比較してみましょう。当然、ショートカットを維持するためには、ロングヘアよりも頻繁に美容院に通わなければいけません。
カットを1回5,000円、ロングヘアの場合は3ヶ月に1回、ショートカットの場合は1ヶ月に1回美容院に通うと仮定して志岐さんに試算してもらいました。
その場合、ロングヘアは5,000円×4回で年間にかかる美容院代は2万円となります。一方、ショートカットの場合は5,000円×12回で6万円という結果になりました。
次にシャンプーとリンスの使用量から、コストを試算してもらいました。
シャンプーは頭皮の洗浄と血行促進が目的なので、ロングヘアであれショートカットであれ、使用量はそれほど変わらないかと思います。両方とも1本1,000円のシャンプーを3ヶ月で使い切るとすると、年間のコストは1,000円×4回で4,000円です。
問題は髪のコンディションを整えるリンスやトリートメントです。やはり、髪が長い分ショートカットよりもロングヘアの方が使用量は多くなります。1本1,000円のリンスをロングヘアの人は3ヶ月で使い切るとすると、年間のコストは1,000円×4回で4,000円。一方、ショートカットの人の場合は4ヶ月もつとすると、年間のコストは1,000円×3回で3,000円です。
この仮定に基づくと、年間で1,000円の差が出るということがわかります。
次にドライヤーの電気代について試算してもらいました。
こちらもやはりショートカットよりもロングヘアの方が使用時間は長くなります。
電気代は、1,000Wの消費電力の電化製品を1時間使用した際にかかる費用を26円として、 ロングヘアの人は1,000Wのドライヤーを15分使うとすると、1回あたりの電気代は26円×15/60で6.5円 。年間では6.5円×365日で、2,373円となります。
一方、ショートカットの人はロングヘアの約半分の時間、8分ドライヤーを使用すると仮定すると、1回あたりの電気代は26円×8/60で3.4円。年間では3.4円×365日で1,265円となります。
こちらも、トリートメントと同じく、ロングヘアのほうが年間で1,000円程度出費が多いという試算になりました。
それでは、ショートカットとロングヘアでトータルどれくらい支出に差が出るのかを見てみましょう。
まずはロングヘアです。美容院代2万円、シャンプー代4,000円、リンス・トリートメント代4,000円、ドライヤーの電気代2,373円で、合計30,373円が必要です。
一方、ショートカットの場合は、美容院代6万円、シャンプー代4,000円、リンス・トリートメント代3,000円、ドライヤーの電気代1,265円で、合計68,265円が必要です。
ショートカットを維持するには、ロングヘアの場合よりも2倍以上コストがかかることになりますね。
1年間の差額は、およそ3万8000円(37,892円)、30年間だと100万円以上(1,136,760円)という結果になりました。
以上、ショートカットとロングヘアの支出の差を志岐さんに試算してもらいました。個人差があるので一概には言えませんが、やはりショートカットのほうが年間のコストは高くなる傾向にあります。
その一番の要因は美容院代です。たとえばショートカットの方でもカットを2ヶ月に1回にすることで、3万円削減することが可能です。1.5ヶ月に1回にしても大幅に年間のコストを削減することができます。
また、ロングヘアの方でも美容院でカラーやパーマなどを行えば、そのぶん美容院代がかかり、ショートカットよりも年間のコストが逆転することも十分あり得ます。
ショートカットのほうがロングヘアよりも費用がかかる試算になりましたが、結局のところ、彼女や奥様が魅力的になるのであれば無駄な支出ではなく投資と言えます。
「お金がかかるからロングにしろ」と目くじらを立てるのではなく、彼女や奥様がより美しくなるよう、応援したいものですね。
(山田尚明/ケイズプロダクション)
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