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2018.09.01
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2018.09.01
小学生の頃、年に数回はあった学校全体での避難訓練。非常時のための備えとして重要な機会ではありますが、子どもにとってはなんとなく特別な気がする行事の一つでしたよね。今回は避難訓練の思い出について、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「避難訓練ではいつも校庭に避難していたのですが、このときだけは上履きのまま外に出るのが許されるということで、ちょっとした背徳感がありました(笑)」(鹿児島/31歳男性)
非常時を想定した避難訓練では、靴に履き替えず上履きのまま校庭へ出ていましたよね。いつもは校舎内でしか履かない上履きで土の上を歩くということに、子どもながらに背徳感を覚えた人もいるかもしれません。
「クラスごとに避難して集合し、ようやく全体が落ち着いた後、台上に立った校長先生がひとこと。『静かになるまで12分かかりました!』。きっと、過半数の生徒はイラっと来ていた気がします」(山形/24歳女性)
ストップウォッチを持って時間を計測している先生がよく言うセリフです。しかし、避難訓練のように普段とは違う状況で、小学生がすぐに静かになるはずもなく……。
「出火元は、決まって家庭科室からでした。今考えると、リアリティのある設定ですよね(笑)」(神奈川/29歳女性)
小学校となると火元がかなり限られるため、大抵は家庭科室から出火する設定でしたよね。実際に火災が起こったときのことを想定して、一部の廊下はすでに火が回っていて通過できないというような放送が入る場合もありました。
「『おさない・かけない・しゃべらない』を略して『おかし』 っていうの、避難訓練のたびに言われていた気がします。あれって全国共通かと思っていたんですが、地域ごとに違いがあるらしいですね」(埼玉/32歳男性)
避難時の注意として、『お・か・し』を教わった人もいるのでは? ちなみに、この合言葉には違うパターンがいくつかあるようで、2文字目が『かけない』ではなく『走らない』の頭文字になっている『お・は・し』の他にも、『オアシス』や『おかしもち』なんてものもあるようです。
「避難訓練のとき、うちの学校では毎回きちんと防火シャッターを閉めていました。いつも見ている廊下と違って非日常感がありましたよね」(東京/28歳男性)
普段見慣れている廊下も、防火シャッターが閉まることで別の雰囲気になるようです。緊急時に戸惑わないよう、様々な状況を想定した訓練をして備えておきたいものですね。
小学生のうちは避難訓練となると、普段の授業と違うという高揚感もあってついつい騒いでしまいがちでしたよね。避難訓練の思い出、みなさんにはどんなものがありますか?
(倉内ソタロー/ヒャクマンボルト)
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