ヒトメボ

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バーといえば、大人の代名詞的な場所のひとつですよね。夜な夜な大人たちが隠れ家的な空間で美味しいお酒と素敵な会話を楽しんでいる、というようなイメージに憧れを抱いたこともあるかもしれません。しかし、なかにはバーを上手く楽しめたことがないという人も。バーが苦手な理由についてヒトメボ読者に聞いてみました。

会話が弾まない

「一度1人でバーに行ってみたんですけど、カウンターに座ったらマスターの圧倒的な雰囲気に負けて、注文以外ずっと無言で通しました」(群馬・24歳男性)

「バーでの会話ってなんか独特ですよね。僕の場合、リラックスして話すとくだらない日常のエピソードや下ネタが多くなるんですけど、一度行った都内のバーは、お酒の銘柄とかトレンドのファッションのこととか、業界の裏話みたいな気取った話題ばかりでした。どれも詳しくないのでずっと相槌打って終わりました」(東京・26歳男性)

フランクな雰囲気のバーもありますが、洗練された会話をスマートに楽しむお店もありますよね。お店がお客さんを選ぶようなバーは、“選ばれし者”とそうでない人とでは居心地の良さが分かれそうです。

落ち着かない

「カウンター席の高い椅子に、間接照明。目の前にはビシッと正装に身を包んだバーテンダー……。まるで冠婚葬祭の場のようで緊張してしまいます」(埼玉・29歳男性)

「二十歳になった記念にバーに行ってみたんですけど、かなり場違いで常連さんからは『ハタチって子どもじゃん!』と言われ、赤っ恥をかきました。実際私自身も全く落ち着かず……あと10年くらいしたら再チャレンジしてみたいです」(京都・21歳女性)

ハタチを子ども扱いした常連さんたちも、きっと慣れない若者がバーにやって来たことに思わず反応してしまっただけかも? 格調高い空気に怯んでしまう気持ちはわかりますが、堂々と通っているうちに徐々に慣れるはず……。

何を注文したらいいのかわからない

「バーには行ってみたいけど、何を注文していいかわかりません。たとえば居酒屋でハイボールを頼んでも大抵角ハイですが、バーだとウイスキーの種類だけでも多いし……。カッコ悪いのを飲んでいると思われたくない(笑)」(千葉・24歳男性)

「せっかくだからおしゃれなカクテルを飲んでみたいけど、名前だけ見てもどんな味かわからなくて、結局無難なマルガリータとかモヒートとか頼んじゃいます。私にはやっぱり居酒屋の飲み放題がちょうどいいです……」(奈良・27歳女性)

バーテンダーはお酒のプロなので、バーでは居酒屋などでは目にしないような様々なカクテルが提供されていますよね。知識がないと気後れしがちですが、わからないことは素直に聞いてみると快く教えてくれることも多いです。

うまくカッコつけられない

「ビシッとカッコよく振る舞いたくて、いろいろネットで事前調査してからバーに行ってみたんですけど、なんか服装から一挙手一投足に至るまで、すべてが浮いている感じで辛かったです」(栃木・28歳男性)

「カッコつけてあまり強くないのにウイスキーとかを飲んでいたら、だんだん頭が痛くなってきてしまって焦りました。これ以上飲んだら気持ち悪くなるなと思っていたらマスターがすっと水を用意してくれ、『ノンアルコールのカクテルもありますよ』と言われました。どうせバレるので背伸びはするものじゃないですね」(長野・26歳女性)

大人っぽいバーに行くと、雰囲気に流されて自分もカッコつけたくなるかもしれませんが、等身大の自分でいるほうがあまり構えることなくバーを楽しめるかもしれませんね。

バーが苦手な理由、共感できるものはありましたか? バーに通い慣れているように見える人たちも、最初はみんな初心者だったはず。まずは勇気を出して居心地のいいお店を見つけることから始めれば、いつかはバーを楽しめるようになるかもしれませんね。

(シャモジョー/ヒャクマンボルト)
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