「なんか違う……」

スーツ姿の彼にグッとこなかった理由

スーツ姿といえば、女性がときめく男性のファッションの代表。シャツやネクタイ、ジャケットに足元は革靴。ビシッと着こなせば、男の魅力を最大限に引き出してくれます。しかし、選ぶスーツやコーディネートによっては、「なんか違う……」と思われてしまうことも。スーツ姿の彼にグッとこなかった理由について、ヒトメボ女性読者に聞いてみました。

着慣れていなくて新卒生みたい

「友だちの結婚式に招待されて、そのときに初めて普段仕事ではスーツを着ない彼のスーツ姿を見ました。着てきたスーツは成人式の時に買った、おしゃれ要素ゼロなうえに質の低さがわかる素材感のもの。かろうじてリクルートスーツではなかったですが、そのまま会社の面接に行ってもなんとかなりそうな雰囲気でした……」（千葉・26歳女性）

「彼のスーツ姿、日頃着慣れていないことがまるわかり。しかもスーツ自体も生地は安っぽいし、サイズも中途半端に大きめで、まるで人から借りてきたみたいな……。大人なら、スーツはやっぱりそれなりの値段のものを身体に合ったサイズでピシッと着こなしてほしかったので、子どもっぽさが残念でした」（山梨・23歳女性）

社会人になりたての男性だと、仕事にもよるものの、まだ値段の張るきちんとしたスーツを持っていない人もいますよね。多少は仕方がない部分もあるとはいえ、彼女はスーツのグレードにちゃんと気付いているようです……。

派手すぎてホストっぽい

「私の彼はハッキリ言って美男子。体型は痩せ型です。髪のセットなんかを見るに、本人も多少は意識しているようですが、スーツを着ると華やかさと華奢なボディラインが強調されて、ホストみたいになるんですよね。ある意味似合っているのかもしれないけど、その姿を私の友人に見せると、大抵ちょっと引かれます……（笑）。私自身、いつものカジュアルな服装の彼のほうが好きなので、あまり彼のスーツ姿にときめくことがないです」（神奈川・26歳女性）

「初めて彼氏のスーツ姿を見たときのことは今でも忘れません。上半身を見て『素敵！』と思ったんですけど、下半身に目を向けたら、つま先がやたらと尖った靴を履いていて……。その靴、私が世界で一番ナシだと思っているファッションアイテム！ ホストが悪いわけじゃないけど、その格好にそんなホストみたいな靴を合わせるのはナシでしょ……と思いました」（東京・21歳女性）

スーツ姿がなぜかイマイチな男性が言われがちなのは、「ホストっぽい」か「新卒生っぽい」ですよね。彼女や友人にこう言われたときは、一度自分のスーツの着こなしを見直してみるといいかもしれません……。

クセが強い

「彼氏の一張羅は、やけに光沢感のあるテカテカした素材かつ、主張の強いストライプ柄のスーツ。今思えば、もともとファッションに疎い彼が初めてスーツを買いに行くと言ったとき、ちゃんとついていかなかった私が悪かったのかもしれません……」（茨城・28歳女性）

「不動産屋で働いている彼氏がいます。付き合って間もない頃、仕事終わりに会う約束をして、そのとき初めて彼のスーツ姿を見たんですけど、ブルーのシャツにブルーのジャケット、そしてネクタイはピンク……。たしかにそういうコーディネートでスーツを着ている不動産屋の人、けっこう見かけるけど……！ 『いかにも』って感じすぎて、隣を歩くのがなんか恥ずかしかったです」（東京・26歳女性）

リクルート感のある地味なスーツも大人には向いていませんが、だからといって主張の強すぎる派手なデザインも好みが分かれるもの。どんな印象をもたれたいかによってコーディネートを選ぶことも必要です。しかし、そもそも彼と彼女のスーツの好みが大きく違っている場合は……残念ですがスーツ以外のファッションで勝負しましょう。

マナーやコーディネートがおかしい

「夏場の結婚式に招待され、会場に到着した彼がジャケットを脱いだら、シャツが半袖。ジャケットを着ているときからシャツの袖が見えていなかったので、ちょっと違和感を覚えてはいましたが、マナーとしてもコーディネートとしてもダメじゃん……とショックでした」（栃木・24歳女性）

「スーツのときは、ベルトと革靴の色が合っていないと気持ち悪いです。あえて外しているのか知りませんが、いつも絶妙にバラバラの色を持ってくるので、なんでなんだろう……と思います（ファッションにこだわりのある人で、指摘しづらいので本人には言えてないです）」（東京・25歳女性）

おしゃれであるか否か以前に、そもそも一般的なマナーやスタンダードなコーディネートから外れている場合も。個性を出した着こなしもいいですが、スーツはTPOに合わせて綺麗に着てほしいというのが、彼女の本音かも？

スーツ姿の彼にグッとこなかった理由、思い当たるものはありましたか？ 男性のスーツ姿にときめく女性は少なくないはずなので、せっかくなら「素敵！」と言われるような着こなしをしたいものですね。

(シャモジョー/ヒャクマンボルト)