ヒトメボ

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実家の玄関や押入れには、、子どものときからのいろいろなモノが眠っていますよね?本来ならば懐かしく見返すものですが、実家に帰るたびに見ているからまったく懐かしく感じない……というモノもあるはず。帰省の度に見ているため懐かしさを感じないものについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。

卒業アルバム

「卒業アルバムに名簿が載っているので、帰省のたびに開きます。写真の自分と今の自分は見た目がそう変わっていないと思うけど、旧友から悪気なく『変わったね』と言われると気になってしまいます」(香川・38歳女性)

「卒業アルバムの文集に『自分は将来プロ野球選手になりたい…』と書いたあのときは夢があったなーなんて思いながら見ています。子どもも野球少年なので頑張ってほしいと思っています」(埼玉・35歳男性)

当時好きだった子が載ってるページは、頻繁に見てるからか開きやすくなっていたり……。卒業アルバムという一生に一度の宝物。読んでいるとその時代に戻ったような気持ちになることも。

成人式の写真

「成人式の写真は一生モノだから!と写真館で撮ってもらいました。私は普段薄化粧なのに、顔が映えるからと濃いメイクをしたので自分じゃないみたい。母がお見合いの写真に使おうとしたので、恥ずかしくて体を張って阻止しました(笑)」(静岡・30歳女性)

「写真館では撮りませんでしたが、成人の日の朝、両親と一緒に玄関前でスナップを撮りました。大きくプリントして実家のリビングに飾っています。親孝行になったかな!?」(山梨・23歳女性)

実家のリビングに飾っているなら、帰省のたびに意識しなくても目につきますものね。自分の子どもが大きくなったら、見せたくなるかもしれません。

プリ帳

「実家のベッド下の収納に大量のプリ帳が入ってます。その中でもきらきらのシールでデコったひときわ目立つプリ帳は、高校2年のとき仲のよかった男子と一緒にあるアーティストにはまってた時期のもの。『ふたりはともだち。ずーっとなかよし』って大きな字で書いてあるけどラブラブだったなあ」(神奈川・26歳女性)

プリ帳は自分の歴史そのもの。整理しようと思って見たら最後、時間の経つのも忘れてしまうアイテムですね。

幼いころに描いた絵

「小さいころのいたずら書きから中学校のポスターコンクール受賞作品まで、僕の書いた絵を親がスクラップブックに貼って残してくれています。幼稚園のとき親父にプレゼントしたらしい似顔絵は、正直メガネをしているところくらいしか似ていないけれど雰囲気出ている。時々見ては、自分って天才児だったかもと悦に入ってます」(群馬・29歳男性)

小さいころの絵が残っているということは、両親から大切にされてきた証拠ではないでしょうか。いつ見てもにんまりしちゃいますね。

小学校のときの作文

「作文は学校でたくさん書かされたのにほとんど残っていませんが、中学校のタイムカプセルを開いたときに未来の自分に宛てた手紙が出てきました。『未来の俺、金持ちの社長になってBMWに乗っているかな』なんて書いてあった。ブッ!と笑った後母親に渡したらそれからずっと保管してくれてます。社長どころか普通の会社員だし車はエコカー。子どものときの俺って面白いな」(山梨・44歳男性)

車種まで指定しているのですね……。リアリストなのか、大きな夢を持っているのか、ツッコミどころの多い手紙。良くも悪くも自分自身ですね。

中学校の成績表

「『パパ、本当は中学校のときに勉強できなかったんじゃないの』と言われたときのために実家に取っておいてあります。ほぼオール5で『神童か』と言われたくらい。帰省のたびに見るわけではありませんが、たまーに見ています。一回だけ嫁に見せた」(岡山・36歳男性)

自慢できる過去があるというのは、ない人から見るとちょっとうらやましいです。成績表は水戸黄門の印籠のような効果がありそうでしょうか!?

帰省するとついつい見てしまう、「懐かしい」という言葉だけでは表現しきれないモノはいろいろとありそうですね!ときには昔の自分を振り返ってみるのも人生に必要なのではないでしょうか。

(藤野いち子/雨輝)
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藤野いち子

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