ヒトメボ

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インスタにアップする写真を厳選している最中、撮影したときには気づかなかった写り込みにふと気づいてしまった……という経験はありませんか? Instagram用の写真に写り込んでしまったフォトジェニックではないものについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。

主張の強いアイコン

「久しぶりに会った友だちと街角で撮影したら、後ろの壁に貼ってあった選挙のポスターがしっかり写り込んでいました。ポスターの色といい立候補者の表情といい、ものすごく主張が強かったので、インスタにアップすることなく静かに写真を削除しました」(静岡・23歳女性)

「完璧な笑顔と完璧なファッション。過去最高にうまくいった自撮り写真でしたが、一番綺麗に見えるライティングに全神経を集中させたら背景まで気が回っていなかったらしく、仕上がりを見たら私の顔の真横にトイレのマーク。壁の模様のせいでマークを削除する加工はうまくいかないし、トリミングするにも顔に近すぎてアンバランスになってしまい、かなり悔しかったです」(埼玉・24歳女性)

街にはいろいろなところに主張の強いポスターやマークがありますよね。フォトジェニックな写真を撮るためには、背景にも要注意です。

生活感が出るアイテム

「部屋で自撮りをしたらなかなかいい写真が撮れたので、インスタグラムにアップしてみました。すぐに『焼きそば美味しくなかったの?笑』ってコメントが来て、「えっ?」と思ったら……。テーブルの上に置いておいた食べかけのカップ焼きそばが自撮りに写り込んでいたんです。恥ずかしかったのですぐに投稿を削除したかったのですが、コメントがきていたのでとりあえず返し、数日後に人知れず削除しました」(石川・26歳女性)

「自宅で何気なく自撮りをして写真をインスタにアップしたんですけど、後日写真を見返すとテレビのリモコンが写り込んでいることに気がつきました。こじらせ気味な僕は家にテレビがないことになっているので、突っ込まれる前に投稿を削除しました」(東京・21歳男性)

生活感のあるものが写っていると、途端にフォトジェニックではなくなってしまいがち。被写体よりも写り込んだもののほうに視線がいってしまう……とならないように、写真を撮る前に部屋を片付けたほうがいいかもしれません。

カメラ目線の通行人

「リゾート旅行の思い出の記録に、青い海と雲ひとつない空という絶好のロケーションで友達と記念撮影。かなりフォトジェニックな写真が撮れたと思ったのに、通りがかったおじさんが思いっきりカメラ目線……。台無しでした(笑)」(神奈川・28歳女性)

おじさんの強い絵面で、リゾート地のインスタ映え写真が一気にちぐはぐなアンバランス空間に。ばっちりと写り込んだ通行人たちはみんな、なぜかシャッターチャンスを狙いすましたかのように、絶妙なタイミングでカメラに視線を向けているから不思議です。

必死な自分の顔

「インスタ映えする写真を撮りたくて、家でキラキラしたガラス製品を撮る練習をしていたのですが、途中で写真を確認すると、どれもガラスの球面に、引き伸ばされて変形した私の顔らしきものが……。どことなく必死の形相をしている気がしたし、ナチュラルな『インスタ映え』を目指すには、まだまだ鍛錬が必要そうです(笑)」(東京・21歳女性)

一番フォトジェニックでないのは、フォトジェニックを意識するあまり必死になりすぎた自分自身だった……という、サスペンス映画のオチのようなエピソードですね。光を反射する素材を撮影するときは、被写体そのものへの写り込みにも注意しましょう。

いっそ写り込んだ生活感すら味の一つにならないかなあ……と考えたりもしますが、インスタ映えの道はそんなに甘くないようです。撮影をしていて写り込んでしまったフォトジェニックではないもの、みなさんにも思い当たるものはありますか?

(シャモジョー/ヒャクマンボルト)
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