ヒトメボ

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小学生の夏休みの宿題のなかでも、曲者だったのが自由研究。毎回テーマ選びに悩まされていたという人もいるのではないでしょうか。夏休みの自由研究あるあるについてヒトメボ読者に聞いてみました。

成長記録が中途半端に終わる

「自由研究のテーマをアサガオの成長記録にしたのですが、続いたのは最初だけ。途中から記録も世話も放置して枯らしてしまい……最終的には想像をもとに無理矢理書き上げて提出しました」(福井・35歳男性)

最初はやる気でも、一度記録や世話を忘れるとそのままずるずる放置してしまい、気づくと無残にも枯れていた……なんてことも。想像力だけで成長記録を書き上げた人も少なくないようです。

それっぽい実験道具を使う

「親にリトマス試験紙を買ってもらって、身の回りの液体の酸性とアルカリ性を手当たり次第にまとめて提出したことがあります。明らかに手抜きだったので、評価は思わしくなかったですが(笑)」(神奈川・30歳女性)

「小学校低学年の頃は、自由研究にスライムを作っていた男子が結構いましたよね。みんな同じようなテーマだったせいで、提出のときに先生が呆れていた記憶があります」(岩手・28歳男性)

科学の実験による自由研究では、なんとなくそれっぽい道具や薬品を使ってみますが……。考えることはみんな同じなので、テーマ設定がしっかりしていないと似たような研究ばかりになってしまいましたよね。

短期間で終わるテーマを探す

「図書館で自由研究の本を借りて、そこからなるべく短期間でできて面白そうな実験を探してやっていました。自由研究って時間のかかるものが多いので、いかにして“時短”するかが勝負でしたよね」(愛知・29歳男性)

力を入れようと思えばどこまでも時間をかけられるだけに、所要期間とクオリティのバランスを前もって考えておくという要領のいいタイプも。

家族の協力に救われる

「夏休みの宿題はお盆が終わってから手をつける主義だったので(笑)、毎年兄の協力に救われていました。代償として夏休み後しばらくパシリに使われていましたが……」(茨城・31歳女性)

「自由研究がとにかく嫌いだったので、毎回夏休みの終わりに父親に泣きついていました。実験に付き合ってくれたり、昆虫採集のために山に連れて行ってくれたり、父親って優しかったんだなと自分も親になってから思うようになりました」(千葉・38歳男性)

もうこの自由研究は自分ひとりの手に負えない……となったときに助けてくれる家族。お世話になったことのあるみなさんは、しっかり感謝しましょう……。

図鑑や本を写す

「もう時効ですが、小学生のときの自由研究は、結構図鑑を写したりしていました……(笑)。昆虫採集をテーマにしても、そんなにたくさんの種類の虫を捕まえるのって難しいじゃないですか。図鑑ならカラーだし、綺麗な写真が載っているんですよね……」(新潟・30歳男性)

参考文献として利用するくらいならきっとセーフでしょう……! 自由研究に出てきた虫のほとんどが図鑑出典でないことを祈ります。

答えの決まっている計算ドリルなどの宿題とは違い、まずはテーマ選びから始めなくてはならない自由研究。取り掛かるまではなかなか大変ですが、実験や観察は実際にやってみると意外に楽しかった、という経験がある人もいると思います。みなさんの自由研究はどんなものでしたか?

(倉内ソタロー/ヒャクマンボルト)
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