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2018.06.04
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近年話題のキャッシュレス。日本でもクレジットカードや電子マネーで決済できる店が増えています。しかし、まだまだ現金が必要な場面が多いのも事実。今回は、キャッシュレス化で困ったことについてヒトメボ読者に聞いてみました。
「ICカードをオートチャージで利用していますが、オートチャージされない条件をすっかり忘れたまま改札を通ろうとしてひっかかることがよくあります……。混んでいるときだと、後ろの人の視線が痛くて恥ずかしいです」(埼玉・36歳男性)
オートチャージの便利さに慣れていると、金額の上限などでチャージされなかったときに一瞬固まってしまいがいちです。
「久しぶりに昔の友人たちと集まって飲んだとき、会計のためにお金を集めていたら現金を持ってきていない人がいて困りました。飲み会なんだから、現金で支払う可能性くらい想定してほしかったです」(東京・29歳女性)
「ガジェット好きの友人が、飲み会の会計時に『みんな割り勘アプリ入れてないの? 電子マネーで決済できるし、便利だから今ダウンロードしてよ』と他の友人たちに勧めてきて驚きました。便利なのはわかるし教えてくれてありがたいけど、そのタイミングは終電の時間ぎりぎりの今じゃない!」(東京・30歳男性)
キャッシュレスで割り勘できるサービスの普及がさらに進むまでは、みんなで集まる際には割り勘用の現金を持っていくという気づかいが必要そうです。
「電車通勤なので駅近辺のSuica対応自販機に慣れ切っていたら、出張で地方に行った際に電子マネー非対応の自販機ばかりで苦労しました。ただ、不便というよりはむしろキャッシュレスの便利さを痛感したので、電子マネーにはもっと普及してもらいたいです」(千葉・30歳男性)
案外煩わしいのが小銭での支払い。不便を感じたときにこそ、知らず知らずのうちに受けていた電子マネーの恩恵に気づくのかもしれません。
「彼女から誕生日プレゼントに小銭入れをもらったのですが、電子マネー派で普段あまり小銭を持ち歩かないので、使い所が……。でもまったく使わないのも悪いので、デートのときだけ持ち歩いています」(愛知・33歳男性)
せっかくもらったプレゼント、活用しているところを見せたいものですよね。とはいえ、大切にしようとしてくれているのがわかるだけでも、彼女はうれしいはず。
「電車に乗るときも、コンビニでの支払いも、すべてスマホの電子マネーにしています。お財布がかさばらなくなっていいのですが、充電切れ対策に大きな充電器を常に持ち歩くようになったので、荷物が減ったかと言われると……(笑)」(神奈川・32歳女性)
充電が完全に切れてしまうと利用できなくなるのが、スマホを使った電子マネーの不便なところですが……。モバイルバッテリーは災害時にも役立つので、軽くて大容量なものを探してみるのも手かも?
たくさんの小銭を持ち歩かなくて済むようになったり、レジで精算する際の手間が減ったりするなど、キャッシュレス化には利点も多いよう。しかし、社会の対応にはまだ時間がかかりそうなので、現金との付き合いももうしばらくは続きそうです。キャッシュレス、みなさんはどこまで導入していますか?
(倉内ソタロー/ヒャクマンボルト)
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