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2018.04.15
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2018.04.15
小学生時代、同級生のなかに漫画『ドラえもん』に登場するスネ夫のようなお金持ちはいませんでしたか? そうしたお金持ちの家には、一般の家庭ではあまり見掛けないものが置いてあったりしますよね。小学校時代、お金持ちの友だちの家にあったものについて、30代オーバーのヒトメボ男性読者に聞いてみました。
「キングゴジュラスとかウルトラザウルスとかの大きくて高いゾイド。それが見たくて毎日のように遊びに行っていた」(京都府・38歳男性)
「金持ちの家は高いゾイドを全部そろえてたりした。デスザウラーとマッドサンダーを戦わせるという夢のような遊びもできるのがうらやましかった」(東京都・36歳男性)
なかなか買ってもらえないような高額ゾイドが普通にありましたよね。しかも遊び方も荒かったりしました。また買ってもらえる、ということだったのかもしれません。
「ファミコンだけでなくディスクシステムもある家。発売されて間もないのに普通にあったので『金持ちすげー』となった」(東京都・40歳男性)
「ディスクシステムなどの最新ゲーム機が必ずあった。毎日のように行って向こうの親にめっちゃ怒られたことがある」(愛知県・39歳男性)
ディスクシステムとは、ファミリーコンピュータ用の周辺機器。小学生にとっては、贅沢品でしたよね。
「当時、ミニ四駆のコースが家にあるのはヒエラルキーの最上位で、金持ちだった同級生の家には当然のようにあった」(大阪府・41歳男性)
「同級生の家には『子どもの遊び部屋』というのがあって、そこにミニ四駆のコースがずっと置きっぱなしだった。おもちゃ入れに入っている20台くらいのミニ四駆を出して遊ぶ、って感じ」(東京都・39歳男性)
シンプルなオーバルタイプのコースでしたが、それでもミニ四駆好きな男の子たちの誰もが憧れたものでした。
「ビデオデッキがあれば上等な時代、お金持ちの家にはLDプレーヤーがあった。それでスターウォーズを見た」(東京都・42歳男性)
「お金持ちの同級生の家にLDプレーヤーがあったのを覚えています。実際、LDプレーヤーを見たのはそれが最初で最後でした」(神奈川県・37歳男性)
LDプレーヤーには高額なものもありましたから、そうそう買えませんでしたね。発売当初は、「絵の出るレコード」というキャッチコピーでみんなの憧れの的でしたね。
「旅館にあるようなバカでかいカラオケセットが客間に置いてあった。やっぱり金持ちはすごいと思った」(千葉県・39歳男性)
「居間の隅に布をかけて放置されていた。買ったけど全然使わなかったとか」(茨城県・43歳男性)
家庭用カラオケを持っていると聞くと、今ではお金持ちというよりコアな趣味人というイメージですが、1980年代には民度の高さをあらわすモノとして憧れた人が多かったのかもしれません。
「小学生のときの金持ちの同級生の玄関にはクマの剥製があった。初めて家に行ったときにめちゃくちゃ驚いたのを覚えています」(山口県・36歳男性)
「動物の剥製とか頭とか。その同級生が帰ってくるまでクマの剥製がある部屋で待たされたけど、動き出して襲われるんじゃないか不安だった」(大阪府・37歳男性)
客間でクマの剥製と二人っきり……。確かに小学生だと相当怖かったでしょう。(笑) あとは動物の皮を使った敷物なんかも、お金持ちの家にあったものですね。
どれも「あー、お金持ちに友だちの家にあったな……」と思えるものばかりではないでしょうか。とくにゾイドやファミコンシシテム、ミニ四駆のコースはその年代を象徴するものですから、懐かしいと感じた人は少なくないのでは?
(中田ボンベ@dcp)
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