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2018.02.22
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2018.02.22
食べ物や飲み物の包装や容器は、役割を終えたらゴミ箱行き。そこをところがどっこいするのが生活の知恵。なかにはしっくりきすぎて、そもそもなんのための器だったっけ?となるものも。「身近な容器の再利用」についてヒトメボ読者に聞いてみました。
「豆腐のケースを台所のスポンジ置きにしていたら、家に遊びに来た先輩に笑われた」(大分・30歳男性)
薄くて軽くて水に強い。他にも使い回しが利きそうなのに思い浮かばない。DIYな人は水はけのために穴とかあけたりするんですかね? ミニサイズはお弁当の仕切りに使っているという人も。
「うちの母ちゃんはワンカップ大関の瓶を米の計量カップにしている」(岐阜・34歳男性)
ちなみに180mlはおよそ1合分に相当。理にかなっているし、「お酒」と「お米」にそこはかとない親和性も感じます。他の空き瓶では違和感を覚えるのかもしれません。
「荻野屋の峠の釜めしの釜を取っておいたら、じいちゃんが盆栽の鉢にしていた」(埼玉・30歳女性)
群馬県・横川駅の名物駅弁「峠の釜めし」。盆栽に詳しくありませんが、たしかにあの益子焼の丈夫な土釜なら鉢にしたくなる気持ちも納得できそう。一式そろえるには何回も通わないといけませんね。
「実家でモロゾフのプリン容器をコップにしてた。頑丈だしサイズもちょうどいい」(兵庫・26歳男性)
生半可なコップより機能的でおしゃれ。過去にモロゾフでは、食べた後のガラス瓶をキャニスターとして使用できる「プリンキャップ」を販売していたことも。たくさんの再利用法があるようですし、そもそも意図的なんですね。
「みかんの赤いネットを石鹸入れにするのは、実家でも小学校でもやっていた。DNAレベルで刻み込まれているから、今でもみかんネットの再利用は当たり前」(福岡・35歳女性)
網が器かはちょっと分かりませんが、一定世代にはド定番。吊るすにも泡立てるにも最適なみかんネット。「延伸棒ネット」という商品名で販売されているようですが、そもそもの用途はみかんと石鹸、どっちが先だったのでしょうか?
単なる節約やエコによる代用品ではなく、むしろここから本領発揮。これからは空の容器を捨てる前に本来の目的を見失うほどのリユースの発明について思いを巡らせてみるのはいかがでしょうか?
(4番キャッチャーさかい)
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