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2018.01.20
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2018.01.20
皆さんは中学生の頃、どんな漫画を読んでいたでしょうか。友だちが実際に読んでいたり、友だちの部屋に置いてあった漫画をみて「あ、オトナだな」と思った経験はありませんか?中学生目線でどのような漫画を読んでいる友だちを「オトナっぽい」と感じていたのか、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「友だちから貸してもらったのですが、あの頃は漫画から得られる情報量が多すぎて、一体何を表現したいのかがよくわかりませんでした。ただ今では大友先生の描きたいものがよくわかるようになり、『ああ、私も大人になったな』と思うように」(愛知・30歳男性)
「中学生のとき付き合っていた元カレの部屋にあった『AKIRA』。大きなサイズのコミックスだったので、最初は週刊誌だと思ってました。『お前、AKIRA知らないの?』と彼に笑われ、中身を見せてもらうと、グロテスクな表現が多くて、『あ、無理……』となりました……」(千葉・27歳女性)
「物語の舞台はネオ東京、ということを友人から教えてもらったのですが、その頃の私は現代の東京を舞台にした漫画ばかり読んでいたので、『ネオってなんだろう?』とずっと思っていました。まさか現代でも、2020年に東京でオリンピックが行われるとは……」(静岡・32歳男性)
暴力的な表現や近未来の世界観などが、中学生にとっては難しく感じられるのかもしれません。SFものに苦手意識がある人にとってはなおさらかも。
「男子たちが教室で読んでいたのを覚えています。麻雀やパチンコなどのギャンブルものの漫画だったので、あの頃は理解ができなかったですね。今は……読んだら面白いんだと思います(笑)」(千葉・27歳女性)
「少女漫画ばかり読んでいた私にとって、『カイジ』の絵のタッチは全然好きになれませんでした。オトナになったらああいう漫画も好きになるのかな? と、男友だちが熱心に読んでいる姿を横目に見ていたことを思い出します」(新潟・21歳女性)
確かにギャンブル漫画は中学生にとっては大人の世界……! そんな漫画を読んでいる中学生がいたら、やはり「あ、大人っぽい」と思ってしまうんでしょうね。
「彼氏との同棲生活や、水商売で生計を立てている女性が出てくるなど、まだ中学生の頃の私には刺激が強すぎました。大人っぽい友だちにさらっと見せてもらったのですが、性的な表現もあり、ドキドキしたのを覚えています」(神奈川・23歳女性)
「彼氏がいる友人がこの漫画を読んでいて、『私がいつも読んでいる少女漫画と全然違う!』とびっくりしました。『誰かを好きな自分が好き』なんて表現、学校の授業では教えてくれませんから」(茨城・26歳女性)
「クラスにいる『ダメな人たち』が読む漫画だと思っていましたが、オトナになって読むと、『あ、わかる、こういうことあるよね』と妙に共感しました」(東京・28歳女性)
映画化もされた『南瓜とマヨネーズ』。ふたりの男性の間で揺れ動くオンナの恋心は、中学生にとっては理解しがたいものなのかもしれませんね。
「なんて言ったって、『I"s』です。どうしても読みたかったけど、自分で買うのは恥ずかしくて、仕方ないので兄に買ってきてもらいました(笑)」(東京・33歳男性)
「友人の家にあった『I"s』。パラっと読んで、『これは大人だ!』と衝撃を受け、この漫画を目当てにジャンプを買い始めました」(大阪・35歳男性)
「スクールカースト上位の男子が読んでいた漫画の代表格『I"s』。クラスの中では『伊織派』と『泉派』で分かれていたようなのですが、恋愛に興味がなかった私は『大人だなあ……』と思って傍観していました。大人になって読んでみたら、『麻生さん派』になりました……」(兵庫・34歳男性)
ちょっぴりエッチな要素もある漫画『I"s』。本当は読みたい!けど読んでいることを周りには知られたくない……と思っていた方も多いのではないでしょうか。高校生になったら恋愛をして、主人公の一貴のように……なんて思った方も少なくないかと。
このほかにも、「ジャンプやマガジンではなく、スピリッツを読んでいた友だちをオトナだなと思っていた」(三重・30歳男性)という声も。
あの頃は敬遠していた漫画が、「面白いかも!?」と思えるようになったときに、自分が成熟したことを実感するのかも。あなたは中学生のとき、どのような漫画を読んでいる友だちをオトナだなと感じていましたか?
(長橋諒/ヒャクマンボルト)
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