0
0.0(0人が評価)
2017.06.20
0
0.0(0人が評価)
2017.06.20
登校中に犬のフンを踏んで「バリア!」。給食の時間に牛乳を吹き出し「バリア!」。幼い頃、よくバリアを張ったり張られたりしたものでした。(ところで、バリアって「張る」もの?)筆者の周りでは『エッピーバリア』と呼んでいましたが、両手をクロスして親指を立てる…が、バリアを張るときのポーズ。そういえば、『跳ね返しバリア』なんていうのもあったなぁ…。皆さんはどうだったのでしょう? そこで、アンケート。(回答者:100人/男性53人 女性47人)
ある…97人
ない…3人
やはりというべきか、100人中97人が「ある」と回答! 今はスカしている美男美女だってきっとやっていたに違いありません。では、一体どんなバリアが張られていたのでしょうか?
「呼び方は『バリア』、張るときは『バリ!』」(埼玉・29歳男性)
「バリー」(東京・39歳男性)
「バーリ」(東京・31歳男性)
「バリキ」(北海道・29歳男性)
「宇宙最強無限ばーりぁっ!」(愛知・30歳男性)
「タイム光線バリア→(それを覆って二重バリアを張る時) 大(おお)バリア」(山形・40歳女性)
「エッピーバリア」(神奈川・30歳女性)
「ミッキーバリア」(石川・35歳女性)
「ぐっちょバリア」(愛知・33歳男性)
「透明バリア」(東京・35歳男性)
「両手でダブルバリアとか」(千葉・32歳女性)
バリアはもちろん、その変形バージョンや強化バージョンと思われるものが多数。ふつうのバリアだとだんだん効かなくなったりしたんでしょうか? 際限なくインフレしていくのは一種の国民性なのかもしれませんね。また、名前にバリアが付かないものとしては…
「タンバー? ターなんとかって言ってた気がします」(鳥取・32歳男性)
「マホカンタ、リフレク」(兵庫・33歳男性)
「たんま」(静岡・13歳女性)
「けっかい」(徳島・55歳女性)
「えんがちょ」(北海道・39歳女性)
「タイム! 腕を胸の前で交差して、手は握っていました」(愛知・25歳女性)
「『ヴーン』と言い続けていればバリア状態でいられる鬼ごっこ。 息が切れて『ヴーン』が途切れた瞬間を鬼が狙いに来る」(熊本・22歳女性)
おそらく「えんがちょ」がバリア遊びの原型? 「けっかい」もかなり歴史がありそうな匂いを醸し出しています。また、通常の「バリア」だと、バリアの持続時間や強度が当事者間の“あうんの呼吸”で“なんとなく”成立しているのに対して、「ヴーン」はバリアの発動と終了の条件がはっきりしていて、よりゲーム性が高くなっているように感じますね。
ちなみに筆者は「たんま」を「タイム」の訛ったものだと理解していたのですが、一説によると「たんま」は器械体操で滑り止めに使う白い粉、炭酸マグネシウムを略した言葉なんだとか。
それはさておき、男女問わず9割超がバリアを張っていたというのも驚きでしたが、バリエーションがこんなにもあるとは…。さて、大人になった今、あらためてバリア遊びを振り返ってみると、
…など、この遊びが多くの暗黙の了解によって、絶妙なバランスのもと成り立っていたことに気づかされます。そもそも、いつになったら終わるのでしょうか? 疲れるまで? 覚えていらっしゃる方は教えてください。
最後に、皆さんいつ頃までバリアを張っていたのかというと…
多くの人は小学生の時代に卒業してしまうようですが、「それ以降」「無回答」の7人はいまもバリアを張り続けているのかもしれませんね。皆さんは何バリアを張っていましたか? ではこの辺で、エッピー!
(坂井あやの/verb)
0comments